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長財布「勘弁して下さい!私で金運上がると思ってます?」

あなたは相関関係と因果関係の違いを答えられますか?

私はこの違いがかつて全く分かっていませんでした。相関関係と因果関係の違い、なにどうゆうこと?って感じです


そして詐欺師が最も使う要素のひとつが

・相関関係と因果関係を混同してくる

占いやスピリチュアルの世界もこの二つを混同している考え方が多いです


今回の内容を読んで頂ければ、長財布で金運が上げると思っている人も誰でも分かりやすく、相関関係と因果関係の違いを知る事が出来ると思います

3つの中で相関関係があるのはどれだと思いますか?

◇相関関係と因果関係の違い3選

  1. 交番が多い地域は、犯罪件数が多い

  2. アイスが売れる日は、水辺の事故がよく起きる

  3. お金持ちは長財布が多い、だから長財布を持つと金運が上がる



答えは「3つとも相関関係がある」です

しかし3つとも因果関係はありません

これらは代表的な「相関関係と因果関係を混同している例」になります

相関関係と因果関係って何が違うの?

相関関係とは
Aの数字が上がるとBの数字も上がること

因果関係とは
Aを原因としてBが変動すること


相関関係と因果関係の違いをそれぞれ解説していきます

交番が多い地域は、犯罪件数が多い


実際に調べてみるとこれには相関関係があります

Aという交番が多い地域ほど、Bという犯罪件数が増えています

イメージしやすいなら東京の歌舞伎町がそうでしょう

歌舞伎町は眠らない街
  1. 交番が多い地域は、犯罪件数が多い

これに因果関係はあるでしょうか?

相関関係=因果関係なら

A(交番)が多いから、B(犯罪件数)が多い
 ↓
A(交番)を減らせば、B(犯罪件数)は減る

こういう仮説が成り立ちます


もし歌舞伎町の交番が減ればどうなってしまうでしょうか?

恐らく犯罪件数は増加することが予想されます

この場合考えられる因果関係

そもそも

B・犯罪件数の多い地域だから、A・交番が多い という可能性が考えられます

相関関係だけで交番の数を減らしてしまったら大変なことになるでしょう

AとBに相関関係があったとしても、Aが原因でBが変動する因果関係があるとは限らないということです

今から20年くらい前の歌舞伎町は実際怖かったですよ。今はゴジラがいる場所は当時はコマ劇場があって、なかなか一人でいくには勇気がいりました

893のたまり場になってる喫茶店もあって、そりゃあ多くの交番がないと困りますよ

アイスが売れる日は、水辺の事故がよく起きる


この場合なら

A(アイス)が売れる日は、B(水辺の事故)がよく起きる
 ↓
A(アイス)が売れなければ、B(水辺の事故)が減る


こちらも当然ですが答えはNOです

この場合の因果関係は「気温」になります。気温が高いのは夏場です。夏場は川や海、プールなどに遊びに行く人が多いので、水辺の事故も多くなるということです

海の家でアイス売らないなんて考えられません

相関関係と因果関係を混同して海の家で

・アイスを売るな!海の事故が増えるだろう

こんなことを言っている人がいたらヤバい人です。なのでこのパターンも相関関係と因果関係を混同している人はいないと思います


お金持ちは長財布が多い、だから長財布を持つと金運が上がる


この場合なら

A(お金持ち)は、B(長財布)が多い
 ↓
だからB(長財布)を持つとA(金運)が上がる

こういう仮説になります

私の占い師時代の経験からも
A・お金持ち B・長財布 

お金持ち(A)には長財布(B)の人が年配の経営者には多かったと思います。なので相関関係はあるかもしれません

しかしお金持ちと長財布の間には因果関係があると思いますか?

お金持ちには理由がある

お金持ちだからこそアイテムなどの身なりにも気を使えるだけで、長財布を購入したから金運が上がるという考え方には無理があります

当然ですが因果関係はありません。お金持ちになった複数の要因が考えられます

【お金持ちの要因】

  • 仕事ができる

  • コツコツ投資をしている

  • 容姿がカッコイイ

  • 喋りが上手い

  • 実家がお金持ち

  • 玉の輿に乗った

  • 宝くじなどのラッキーパンチ

  • ブラックなことで稼いでいる

などなど

一つだけではなく複数の要因が重なっていることもあるでしょう

お金持ちには長財布が多い→相関関係○
から
長財布を持てば金運が上がる→因果関係✖
というのは
典型的な相関関係と因果関係を混同している例になります


数字はウソをつかないが人間はウソをつく


◇相関関係と因果関係の違い3選

  1. 交番が多い地域は、犯罪件数が多い

  2. アイスが売れる日は、水辺の事故がよく起きる

  3. お金持ちは長財布が多い、だから長財布を持つと金運が上がる


3つの中で実は一つだけ気をつけてほしい項目があります

相関関係と因果関係を勘違いしている一言

  1. 犯罪件数を減らすために交番を減らそう

  2. 水辺の事故を減らすためにアイスを売るな

  3. 金運を上げるために長財布にしよう

相関関係と因果関係の違いがわからなくても、1と2の発言をしている人を見ればほとんどの方が「違和感」を感じると思います

・しかし「3」はどうでしょうか?


多くの人が当たり前のように3を受け入れていませんか?

本来は1と2と同じで因果関係がないのに、その考え方に「違和感」を感じていない人も多いと思います


そう一番気をつけなければいけないのは

・因果関係が一切ないのに、そこに何の違和感も感じていないこと

これが最も気をつけてほしい相関関係と因果関係を混同しているパターンになります

「犯罪件数を減らすために交番を減らそう!」

「水辺の事故を減らすためにアイスを売るな」

1と2の混同パターンなら知識なんてなくても誰もがおかしいと気づけるはずです。てか言ってた瞬間にほとんどの人が離れるか通報をするでしょう

しかし3の
「金運を上げるために長財布にしよう!」

これに近いことを言う人周りにいませんか。もちろん言ってる人も悪気はなくて、本気で長財布で金運が上がると思ってるはずです

ですが残念ながらプラセボ効果くらいはあるかもしれませんが、長財布にしても金運は上がりません

・理由は因果関係がないからです

相関関係があるからといって、それが因果関係とは限らない。それなのに当たり前のようにしれ~っと入り込んでいるやり方や考え方には注意が必要です

⭐~今回のポイント~

本当の原因じゃないもの(A)をどれだけ操作しても、結果(B)には何の影響もありません

今回なら原因じゃないものAは長財布です。その長財布を購入しても、結果Bのお金持ちには何の影響もないということです


相関関係と因果関係を混同してしまうことを

錯誤相関(さくごそうかん)といいます

詐欺師はあなたの前ではいい人を演じます

数字はウソをつきませんが、詐欺師は息を吐くようにウソをついてきます。数字なんて見せ方や伝え方ひとつで、どうとでも印象操作は可能なんです

騙されないようにするには、騙しのカラクリを勉強するのが一番効果的でしょう

3のパターンは、あらゆる角度で社会に入り込んでいます

  • 〇〇をしないと不幸になる

  • 〇〇をすれば金運が上がる

  • 私の〇〇を購入すれば月に100万円稼げる

  • 家に〇〇を置けば幸運が舞い込む

  • 〇〇を導入して病気が治った

  • 〇〇で運命の人に出会えた


経験や直感だけでなく、相手が言っていることに

  • 因果関係があるのか

  • エビデンスに基づいているのか

  • ちゃんと調べてから導入すること

これらを意識することが自分や家族、友人を守ることに繋がっていくと思います

正しい知識をコツコツ学んでいけば、因果関係がないものが近づいてきても「違和感」を感じられるようになるでしょう

今回書いたnoteが少しでもお役に立てば幸いです

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