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Claudeに日経・株探を自動巡回してもらうやり方

※この記事は「AIで儲かる銘柄を当てる方法」ではありません。僕が毎日やっている地味な作業を、AIに肩代わりさせた話です。

新しい材料が出たとき、僕はそれを日経で直接確かめたい。でも、記事を一本ずつ開いて読むのは、地味に時間がかかる。

その「時間がかかりすぎる」を、Claude(ブラウザを操作できるAI)に丸ごと任せたら、想像以上にちゃんと動きました。しかも有料会員なら、有料記事の中身まで読んで要約してくれる。今日はそのやり方を、実際に自分で動かして確かめた形で書きます。


発端:新材料を日経で直接確かめたいけど、時間がかかりすぎる

きっかけは、いつもの地合いチェックでした。

気になる材料が出るたびに、日経を開いて、記事を探して、開いて、読んで、次の記事へ……。これを毎日、複数のサイト(日経・株探)でやっている。一つひとつは数十秒でも、積み上がると馬鹿にならない。

正直に言うと、僕はこの手間を「減らしたい」と思っていました。楽をしたい、と言い換えてもいい。でもトレードにおいて、楽をするのは悪いことじゃない。手間が減れば、その分の時間と気力を「判断そのもの」に回せる。毎日を全部追いかけないのが、むしろ長く続けるコツだと思っています。

だから、この巡回作業こそAIに渡すべきだと考えました。

なぜ一次情報か:見出しやSNSの解説は「期待」が混ざる

そもそも、なぜわざわざ日経の本文まで読むのか。見出しやSNSの要約で済ませないのか。

理由は一つです。見出しや誰かの解説には、「事実」と「期待」が混ざっているから。

「〇〇が来る」「大幅増益へ」——こういう言葉は、起きた事実なのか、まだ起きていない期待なのか、パッと見では区別がつきません。買いたい気分で読むと、期待の部分まで事実に見えてしまう。これは僕が何度もやらかしてきた失敗です。

だから、材料は必ず一次情報(会社の発表を報じた本文)まで下りて確かめる。その確認作業を速くするのが、今日の話です。

準備:まずChromeにClaudeを入れる

その前に、一つだけ準備があります。この方法は、**ブラウザを操作できるClaude(Chromeに入れて使うタイプ)**を使います。

① まず、ChromeにClaudeを入れる。すでに入っている人は、次の手順へ進んでください。

② まだの人は、入れ方を別の記事に書いたので、先にそちらを済ませてから戻ってきてください。

ここで一番多い疑問に、先に答えておきます。「普通のチャット(画面にメッセージを打つだけ)でいいの?」——いいえ、それではブラウザは動きません。ブラウザを操作できる状態のClaudeを、新しいセッションで立ち上げる必要があります。この「立ち上げ方」も別記事にまとめてあるので、そこだけ押さえれば大丈夫です。

準備はこれだけです。ここから先は、入っている前提で進めます。

Claudeに任せる仕組み:ログイン済みChromeを操作させるだけ

やっていることは、驚くほど単純です。自分がログインしているChromeを、Claudeにそのまま操作させる。これだけ。

ポイントは3つあります。

① 自分のログインを使う(ここが全部)

Claudeに「日経を読んで」と頼むと、普通はうまくいきません。ログインしていない状態でアクセスするので、会員限定の壁に当たるからです。

正解は、自分がすでにログインしているChromeを、そのままClaudeに使わせること。ログイン状態を引き継いで読むので、会員限定の記事も、自分がログインしているそのままの状態で読めます。ここが一番の肝です。

② 画面を実際に操作して読む(URL直取りはダメ)

AIに「このURLの中身を取ってきて」と丸投げすると、これも失敗します。日経のようなサイトは、そのやり方だとうまく読み込めないことが多い。

だから、実際に画面を開いて、スクロールして、目で見えている本文を読むという、人間と同じ手順を踏ませます。遠回りに見えて、これが一番安定します。

③ 「会員限定です」が出たら"失敗"として記録させる

一番大事なルールがこれです。

「この記事は会員限定です」「ログインしてください」「続きを読むには」——こういう表示が出たら、本文取得は失敗として扱う。ここを曖昧にすると、壁の文章を「本文を読めた」と勘違いしてしまう。

だからAIには、こう指示しておきます。「会員限定やログインを求める表示が出たら、成功と数えず、失敗として理由を記録して次へ進んで」。

補足:ここで言う「失敗」は、その記事がもう読めない、という意味ではありません。 「今回、AIが自動では読み切れなかった」という記録にすぎません。多くは「そのサイトにまだログインしていない」か「自分の購読の対象外」のどちらか。自分でログインすれば普通に読めますし、ログイン済みの有料会員なら、そもそもほとんど失敗しません。 要は、とれる情報を、とれるだけとる、というニュアンスです。

実際の手順:この通りにやれば動きます

考え方が分かったら、あとはこの順番でやるだけです。

1. Chromeで、日経(や株探)にログインしておく。
一番忘れやすいのがこれです。ここが抜けていると、あとで会員限定の壁に当たります。先にログインを済ませておきます。

2. Claude Codeで、新規セッションを開く。
ブラウザを操作できる状態で始めます(まだ準備していない人は、前の「入れ方」の記事から)。

3. 下のプロンプトを、そのままコピーして貼る。
いきなり全部やらせず、まず3件で試します(プロンプトの最後の一文が、その指示です)。日経でも株探でも、ログインしていれば同じように使えます。

あなたはブラウザを操作して、私がログイン済みのニュースサイトを巡回する係です。

条件:
・私がログインしているChromeを使って読む(会員限定の記事も、私のログイン状態のまま読む。必要なら新しいタブを開いてよい)
・URLを直接取得したり中身だけ抜くのではなく、実際にページを開いてスクロールして読む
・記事を開いたら、本文が最後まで表示されているか画面で確認する
・「会員限定」「ログイン」「購読してください」と出たら、本文取得は"失敗"として扱う
・「会員限定記事」というラベルは壁ではない。本文が実際に出ているかで判断する
・目視に加えて、(a)会員限定などの定型文が出ていないか (b)本文の文字数が十分か、で機械的にも確認する
・会員限定の壁やログイン要求に当たった記事は、飛ばして次へ進む
・同じ記事を繰り返し開かない

巡回して、投資に重要そうなものをピックアップして持ってきてください。それぞれ、大元のURLも教えてください。

4. あとは待つだけ。
Claudeが記事を1件ずつ開いて本文を読み、会員限定の壁に当たったものは飛ばして、次へ進みます。ここは、あなたは何もしなくて大丈夫です。

5. 投資に重要そうなニュースを、まとめて持ってきてくれる。
ピックアップした記事の要点と、それぞれの大元のURLが返ってきます。気になったものは、そのURLから自分で一次情報を開いて確かめられます。

6. 安定して読めていたら、広げていく。
件数を増やしたり、「株探のこのページも見て」と足したり。これで“自分専用の巡回係”の完成です。

自分が有料会員なら、日経の有料記事まで読んでくれる

ここが地味に効くところです。

自分が日経の有料会員なら、①のログインが効いているので、有料記事の本文まで最後まで読んで要約してくれます。今日実際に試したところ、トップから選んだ会員限定記事が、どれも本文まるごと読めました。

念のため書いておくと、これは「タダで有料記事を読む裏技」ではありません。自分がお金を払っている購読を、AIに代わりに読ませて要約させているだけです。正規に契約している範囲の、自分のための時短。ここを踏み外して他人の壁を越えようとした瞬間に、ただのルール違反になります。そこだけは正直に。

結論:今日の新材料の確認が自動化できた

やってみて、一番変わったのはここです。

これまで手で一本ずつ開いて確かめていた「今日の新材料の確認」が、AIに任せて、上がってきた要約を読むだけになった。浮いた時間と集中力は、そのまま「で、これは買う場面か?」という判断に回せる。

大きく勝つための派手な技術ではありません。でも、毎日やる地味な確認を自動化できると、疲れずに続けられる。退場しないためには、こういう地味な効率化のほうが効くと思っています。


※この記事は個人の作業手順の記録であり、特定の銘柄・証券会社の売買や口座開設を推奨するものではありません。各サービスは、ご自身が正規に契約しているアカウントの、本人利用の範囲でお使いください。AIの回答には誤りや古い情報が含まれることがあります。数字や事実は必ずご自身でも確認し、最終判断は自己責任でお願いします。投資助言ではありません。

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