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我、存在しないバンドメンバーと遊び歩く

MV創造の儀を本格的に始動させた。
AIの炎を借り動く幻像を生み出そうとしたのだ。
だが、その道は深く霧に覆われていた。

無限の素材を得たはずが、想像力がついてこないのだ。
創造の手は止まり思考は崩れ落ちてゆく。


Sora2
新たなる生成機構にも手を伸ばした。
しかしそこでも立ちはだかる壁。
実写動画では参照画像を扱えず弾かれてしまう…
アニメもなんだかうまくいかず、
さらに生成された映像を楽曲と重ねれば、音と像は噛み合わずリズムは崩壊。調和をとるにはセンスが要求される。


我はかつて思っていた。
AIYoutuberなどのAI動画はどこか不自然だと、
だが今ようやく理解した、これは中々難しい。
軽く触って簡単に作れるものではなさそうだということを。

映像編集の素養なき我が手では、その歪みはますます増幅される。


疲弊の果てに逃避の夢を見た。
友を模して創り上げた、存在しない幻のバンドメンバーたちと街を歩く幻像を生成し、ただ笑っていた。


もはやいっそ静止画を僅かに揺らし、動いたふりをすることでこの儀を濁そうかとさえ思う。

Sunoも触れてなくて、大量の魔力が残っている。
これは翌月に持ち越せぬはずなので、どこかで消費せねば。

オルドナリアに曲でもつくらせてみるか…