【自己紹介】就活に失敗した私がスタートアップCFOになった話|はじめてのnote
はじめまして!
私は、運よく(?)20年前に、上場前のIT企業に入社し、当時のジャスダック市場(現東証グロース)へのIPO準備の仕事に携わることとなり、その後、IR、経理、総務、人事、法務、経営企画と上場後のコーポレート部門全般の業務を経験、その後CFOとして、東証一部(現東証プライム)への市場変更の責任者として対応しました。
5年前に、IT企業に転職し、その会社で東証マザーズ(現東証グロース)のIPOプロジェクトの責任者として携わり、現在はこちらの会社でCFOとして勤務しています。
このように書くと、スゴイ人のように見えるかもしれませんが、全くそうではなく、知識経験不足にもかかわらず、やらざるを得ない状況で何とか乗り切ってやり過ごしてきた人間です。
私はこんなひと
前置きが長くなりましたが、私の簡単な紹介です。
・横浜生まれ横浜育ち
・就職氷河期の40代
・新卒で入社した1社目の金融機関を1年で退職
・2社目のIT企業でIPO→東証1部
・3社目のIT企業でIPO
・人前が苦手で、社交性が高くない
就職に苦戦
私は今話題となっている就職氷河期世代で、就活には苦労しました。
大学のゼミの同期が大手企業に内定が出る中、私は志望していた会社には軒並み落ち、正直あまり志望していなかった金融機関1社でようやく内定が出て、そこに入社しましたが、社風が合わず1年で辞めざるを得ませんでした。
当時はまだ第2新卒という言葉が無い時代で、転職活動するもなかなか書類が通らず、無事に書類選考を通過して選考を受けに行った会社から、「なぜ1年で辞めたのか」、「経歴に傷がつくよ」と散々に説教をされる始末でした。
就職活動もうまくいかず、転職活動もうまくいかずで、社会人としての適性がないのではないかと悩む日々でした。
ようやく転職先決まるが
転職活動の選考に落ちまくっていましたが、何とか内定をもらったのが、IPO準備中のIT企業でした。
当時はIPOの意味も良くわかっていなかったのですが、1次面接の2日後の最終面接で社長から、翌日に来いと言われそのまま入社しました。
入ったそのIT企業は、社長がオーナー系のワンマンで、1社目の金融機関に続き、とんでもない会社に入社したと思いましたが、もう就職活動で苦労したくないという思いから、何とか耐えようと思い、結果的に15年間勤めました。
入社してすぐに運よくIPOプロジェクトメンバーとなり、わけもわからぬまま、主幹事証券の審査対応をしたり、各種上場申請書類の準備をしたりと無我夢中でした。
おかげで1年後に無事に当時のジャスダックに上場、上場セレモニーにも参加し、貴重な経験となりました。
その会社のコーポレート部門は人事、経理、総務、法務、経営企画合わせて10名もいかない少人数でしたが、ワンマン社長についていけず、離職がものすごく多い組織でした。
私が中途入社した翌月には、私を採用した人事担当者が退職し、何故か私がその人から人事業務を引き継ぐこととなり、IPO準備業務と並行で十分の引き継ぎのないまま、私の2週間後に中途入社した人と人事業務を行っていました。
IPO後はIR、人事、総務業務を行っていましたが、人事業務が別の中途が入って手が離れたところ、今度は経理が辞めるということで、経理業務を引き継ぎ、次は直属の上司が退職と、引き継ぎ、引き継ぎが続き、結果的に管理部門の業務を一通りやるはめとなり、文字通り、コーポレート部門の何でも屋として過ごしていました。
その会社で生き残ったら
当時のその会社のCFOは高齢で、IPO後はすぐに退職をしようとしていたようですが、前述した通りなかなか部内の出入りも多く、CFO候補の方も何名か中途入社しましたが、早い人で2週間、長くても半年で、やはりオーナー社長とそりが合わずにいずれも早期離職していました。
高齢のCFOもいよいよ耐えられなかったようで、私が入社して6年目に私に後任になってくれということで、若干30歳で上場会社のCFOとなることとなりました。
要は実力ではなく、私以外なる人が居なかったという理由で、CFOとなりました。私がCFOになってからも、部内の入れ替わりは続き、タイムリーに後任の採用も出来る訳ではなく、担当業務をこなしながら、CFOとしての業務も行い、以後約10年間は本当に厳しい時でした。
その後、現在のIT企業にCFOとして転職し、IPOをして今に至ります。
このnoteでは、公認会計士でも、証券会社でも、ファンド出身でもない私の経験を通じ、CFOのリアルをお伝えしたいと思います。
このことを通じ、より多くの方がスタートアップに興味を持っていただき、スタートアップの現場を支えるコーポレート部門、さらにはCFOを目指していただく方が増えて欲しいと考えています。
今、スタートアップは東証グロース市場の上場維持基準の変更により、実質的に上場のハードルが大きく上がり、環境が変わりました。
そうした中でも、ただ目先に利益を得たいというのではなく、企業を守り、本質的な企業価値向上を支えていく人が少しでも増えていけば、日本の未来も明るくなるのではないか、ここに関しては自分のこれまでの経験が少しでも参考になるのではないかと考えました。
なお、私は現役の上場企業のCFOであり、よりリアルな話をしていくため、企業等が特定されないよう、趣旨は変えない範囲で、多少内容を変えてお伝えする場面もあるかと思いますので、ご了承ください。
こんな方に読んでもらいたい
コーポレート部門(管理部門)に働いている方
コーポレート部門(管理部門)を目指している方、興味がある方
経理のキャリアップを目指している方
CFOを目指している方
これから、スタートアップCFOしか書けない体験談、失敗談を書いていきます!
スタートアップCFOのキャリアに興味を持たれたら、より具体的にまとめた有料記事もありますので、是非読んでみて下さい。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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