153/岩手旅最終日 また、何度でも
11月6日、岩手の旅は最終日。
この日は結婚記念日。
35回目にびっくり!
盛岡の街が変わったように、私たちも変わった。
すっかり歳を重ねたし、ブチブチ文句は言うが大喧嘩はしなくなった。
お互いに頑固になり、でもお互いがなくてはならない存在であり。
ここまで一緒にいたのだから、多分死ぬまで一緒だろう。
そんなことを思いながら、北上川沿を開運橋から旭橋まで歩き、長田町の福田バンへ。

お店の位置は変わったけれど、販売スタイルは昔のまま。
多分コロナ前はイートインができたと思う。
夫が住んでいたアパート、看護学校、印刷屋さん。
ずっと変わらずそこにあった。
少し戻って私の職場ががあった通を歩く。
職場の建物はそのままだったけれど、入っている団体はすっかり変わり、ここにも時の流れを感じる。
お土産を買って帰路へ。
昔の駅のコンコースとして使っていたところが、お土産屋さんに変わっていた。
盛岡から上野まで、結婚した頃は3時間20分。
お金がなくて常磐線周りをしていたから、半日がかりの帰省だった。
今は、はやぶさに乗って2時間ちょっと。
なんて早くなったんだ!
旅の余韻に浸る間もなく、あっという間に上野到着。
この速さ、私があのまま盛岡にいて、父が生きていたら泣いて喜ぶだろう。
何度も思う事。
あのまま盛岡で暮らし続けることはなく、どこかのタイミングでは転勤していたと思う。
茨城は嫌いだれど、東京にすぐに行けないところには住めなかったような気がする。
あの年、転勤せず翌年なんて言われたら離婚していたかもしれない。
あのタイミングの転勤は、共に生きるための選択だったのかも?
なんて思ったりするけれど、答えなんて死んでみてもわからないと思う。
また岩手に旅をしよう。
変わっていく街、自分を感じながら。
何度でも。
