“書く"だけじゃ生きられない。「ただのライター」だった私たちがスクールを作った理由
「書き続けても仕事が増えず、ライターとしての将来が見えない」
「営業の仕方がわからない。この先どうやってキャリアを広げればいいんだろう…?」
ライターとして働き始めたものの、続けていくことに悩みを持つ人も多いのではないでしょうか?
インタビュー・編集・広報を中心に「書く」+αのスキルを身につけるMarble(マーブル)スクールは、ライターとして一歩先へ進みたい人に向けた実践型スクールです。
講師を務めるのは「ただのライター」から「選ばれるプロフェッショナル」へとステップアップした、いしかわゆきさん、えるもさん、あいさんの3人。「フリーランス仲間の悩みを解決し、次のステージに進む道しるべをつくりたい」という想いがスクール開校の背景だったと言います。
Marbleスクールへかける想いや新規開設の「営業企画ゼミ」について、講師3人にお話を伺いました。
座談会メンバー:
ゆぴ

早稲田大学文化構想学部 文芸・ジャーナリズム論系卒。Webメディア「新R25」編集部を経て2019年にライターとして独立。取材やコラムを中心に執筆する。ADHDとHSPを抱えながら、生きづらい世界をいい感じに泳ぐために発信を続ける。著書『書く習慣~自分と人生が変わるいちばん大切な文章力~』は3万部超でベストセラーに。その他著書に『ポンコツなわたしで、生きていく。』『聞く習慣』『ADHD会社員、フリーランスになる。』など。
𝕏:https://x.com/milkprincess17
note:https://note.com/milkprincess17
えるも

新卒でアフィリエイトの営業を経験後、新規事業立ち上げを担当。女性キャリアや複数の事業に携わる。新卒3年目のタイミングでフリーランスライター&ブロガーとして独立。SEOからインタビューまで、幅広くライティング案件を受けるかたわら、個人で美容メディアを運営。現在は『CORE Lab.』『Tier』をはじめとするメディアの編集長、編集、コンテンツディレクターなど、コンテンツ制作を中心に幅広く活動中。法人でライターチーム「ネコノテ編集部」を運営し、100名以上のライターと働く。
𝕏:https://x.com/chanmoexx
note:https://note.com/elmoe
あい

青山学院大学卒業後、国内外でまちづくりをプロデュースするUDSにて広報を2年間担当。オーストラリアにてワーキングホリデーを経験後、2020年より旅を広める会社TABIPPOに入社し、営業・マーケティングを担当。2022年にフリーランス広報ユニット「ふたり広報」を立ち上げ、戦略企画やコンテンツ制作をはじめとする採用・コーポレート広報支援を開始。2023年に株式会社FLOWとして法人化。
𝕏:https://x.com/aitabata22
note:https://note.com/aitabata
フリーランス仲間の力になりたい!想いが重なり、スクール開校へ

―― なぜスクールを開校しようと思ったのですか?
ゆぴ:
2018年の独立以来たくさんのライター仲間と出会ってきましたが、そのなかには、せっかくフリーランスになったものの続けられずに辞めてしまう人もいました。「書く仕事を始めてみたけど、この先のキャリアの広げ方がわからない」と悩む人が多く、その状況がずっと気になっていました。
えるも:
私の場合は、ライター1本で働き続けることに限界を感じている人に向けて、インタビューや編集の講座を作りたいと思っていました。ライティングの基礎を教える講座がある一方で、その先に進むための道が不足していると感じていたからです。
あい:
私はフリーランス広報として仕事を続けるなかで、周りから「広報にチャレンジしたいけれど、チャンスがない」「どうしたら、フリーランス広報になれますか?」という相談をよく受けていました。
経験がないと広報にキャリアチェンジしづらい現状があるので「広報に挑戦したい人に向けて、ファーストステップを作りたい」と思っていたのです。
フリーランスに欠かせない“実践的スキル”が満載

―― Marbleスクールには、どんな講座がありますか?
ゆぴ:
メイン講座はインタビュー、編集、広報の3分野で、ライティングの基礎を習得済みの人が仕事の幅を広げていくことを目指した内容となっています。その他、SNS、note、マネーリテラシー、AI活用など、ライターに限らずフリーランスに必要なスキルを講師から直接学べる講座もあります。

―― 講座づくりでは、どんな点を大切にしていますか?
えるも:
一番大切にしているのは、「実践につながること」です。机上の理論だけではなく、現役の私たちが実際に仕事で使っている知識やスキルをすべて講座に反映しています。
メイン講座のインタビュー、編集、広報の講座では添削課題やワークショップを設けていて、講師が直接指導します。受講生一人ひとりに具体的なフィードバックを行い、アウトプットを通して実践力を高めるサポートをしていきます。

課題一覧(※一部変更の可能性がございます)
●インタビュー講座
・メディア分析・企画立案をしてみよう!
・Marble生にインタビューしてみよう!
・インタビュー記事を執筆してみよう!
●編集講座
・取材記事の編集をしてみよう!
●ディレクション講座
・卒業制作「取材記事の制作課題」
・取材〜公開までのスケジュールを立てよう!
●メディア戦略講座
・Marbleのオウンドメディアを考えてみよう!
●広報基礎講座
・noteで「広報」に関する有益な記事を探してみよう!
●広報講座
・Marbleスクール受講生募集のプレスリリースを書いてみよう!
・好きな会社を題材に広報戦略シートを作ってみよう!
●卒業課題
①インタビューを企画立案し、記事を書いてみよう!
②編集長として、メディア戦略を考えよう!
③広報サポートプランの提案書をつくろう!
※卒業課題は①~③から1つ選択

あい:
講師3人がスクール事業と並行してライティングの実務にも取り組んでいるため、最新のトレンドや必要な知識をすぐに講座に反映できるのが強みです。たとえば4期では「AI活用講座」を新設し、生成AIを活用した記事制作の方法を取り上げました。時流に合わせたアップデートは、これからも大切にしていきたいですね。

キャリア相談で一人ひとりを応援!

―― 講座後半には、受講生個別の相談会も実施されています。その理由も教えてください。
あい:
「一人ひとりのキャリアを応援したい」という想いから、キャリア相談会を設けています。
Marbleスクールの名称は「マーブル模様」を由来としています。マーブル模様は、さまざまな色が溶け合い、ひとつとして同じものはありませんよね。
マーブル模様のように、白いキャンバスに新しいスキルと自分のカラーを混ぜ合わせて欲しい。その人ならではの強みをかけ合わせて、オリジナルのキャリアを描いてほしいと思っています。
ゆぴ:
入学する方のスキルセットも本当に十人十色です。会社員を続けながら副業で書く仕事をしたいという方もいれば、フリーランスを目指している方もいます。あるいは、既にフリーランスとして仕事をしていながらも、今後のキャリアに悩むなかでMarbleを受講される方も多くいます。
いろいろな方がいるからこそ、全体での指導に加えて、個別アドバイスの機会を設けています。
講座での学びを早速活かせる!コミュニティでの「お仕事依頼」について
―― 受講生・卒業生を中心としたMarbleコミュニティでは、講師経由の案件発注もたびたび行われています。受講中から実案件に応募できる仕組みを作った理由を聞かせてください。
あい:
受講生のみなさんには、実際に仕事をして学びを定着させてほしいです。そのため、受講期間中でもどんどん手を挙げて実案件に取り組んでいただきたいと考えています。

「企画営業ゼミ」開設!より実践的な場で、新しい挑戦の第一歩をサポート
―― 開講のたびにアップデートを繰り返しているMarbleスクール。5期はどのようなアップデートがあるのでしょう?
ゆぴ:
受講生一人ひとりのニーズに応えるため、5期では「企画営業ゼミ」を新規開設します。
ライティングスキルは従来の講座で学んでもらいつつ、新しい分野へ挑戦する人に向けて、最初の仕事を受けるまでをサポートする講座です。
最初の仕事を受注できると、その実績をポートフォリオに掲載でき、次の仕事に繋げられます。このゼミを通じてフリーランスとして活動する際の「最初の障壁」を少しでも低くできると考えています。
あい:
企画営業ゼミでは、受講生一人ひとりの企画力を伸ばし、営業用ポートフォリオ作成のサポートなど、より実践的な内容になっています。
現状からのステップアップを目指している方、営業に力を入れたい方を対象に、実際の案件に挑戦できる場を提供していきます。
受講生の個別の悩みに合わせて長期的に伴走できる仕組みを作れば、必要なスキルを確実に伸ばしていけます。地道に、受講者が成長できる仕組みを作っていきたいと考えています。
“講師と受講生”から仕事仲間へ。Marble卒業生の活躍

―― 2年間で計4期の講座を終えた今、どんなことを感じていますか?
えるも:
一緒に働く仲間が増えて、「嬉しい」気持ちでいっぱいです。ネコノテ編集部のチームにも、多くの卒業生が入ってくれています。
編集やディレクションができる人が増えて、本当に助かっているんですよ。特に1、2期生のみなさんは、私が担当していた仕事を丸ごと任せられるほど成長しています。
ゆぴ:
未経験からライターになり活躍されている方や、編集を学んでライターから編集・ディレクションに仕事の幅を広げられた方を見ると、誇らしい気持ちになります。
もちろん、熱量や行動量の差もあるので、必ずしも全員が望むキャリアへ進めるわけでないですが、本気で取り組んだ方は、目覚ましい活躍をされています。
あい:
私の運営する「ふたり広報」にも何人もの卒業生が参加してくれていて、気づけばプロジェクトチーム全員がMarble卒業生の案件もあります。
「プレスリリース講座のおかげでメディアに取り上げられました」「ポートフォリオ講座で学んだ通りに作成したら、仕事に繋がりました」などと成果報告をいただくたび、これからも受講生と一緒に良いスクールを作っていきたいという気持ちが膨らみます。
チャレンジする人のキャリアを応援したい。これからの運営にかける想い

―― これから先スクール運営を続けていくなかで大切にしていきたいことを教えてください。
えるも:
受講生のスキル獲得をサポートするのはもちろん、Marbleきっかけで生まれた「人とのつながり」も大切にしていきたいです。受講生と卒業生が中心のMarbleコミュニティを作った背景にも、こうした理由があります。
私自身のフリーランス生活を振り返っても、コミュニティでの横のつながりがとても大きな支えになっていると感じます。私とゆぴの出会いも、コミュニティがきっかけでした。
Marbleで学んだ受講生の皆さんにも、人との出会いを通じてキャリアが広がる体験を味わってほしいなと思います。
ゆぴ:
現役でライター、編集、広報しているからこそ、教えられることがあります。風化した知識やスキルではなく、今現場で見ているものを伝えていく。この部分は大切にしたいですね。
また、動画配信形式での学びが普及するなかでも、ライブ授業で丁寧に寄り添う姿勢を大事にしていきたいです。一人ひとりにしっかり向き合うためにも、受講生は、毎期30人が限界だと思っています。
あい:
私は、チャレンジする人のキャリアを応援したいと考えています。受講生には、お子さんがいる方や25歳以下の若い方など、さまざまな背景を持つ方がいます。
仕事中心の生き方だけでなく、それぞれのライフプランに「書く」スキルを掛け合わせ、自分らしい生き方、キャリアを描ける場にしたいですね。
一歩踏み出そうとしているあなたへ。Marble講師陣からのメッセージ

―― これからMarbleスクールの受講を考えている人へメッセージをお願いします。
ゆぴ:
私はみんなに「持続可能なフリーランスライフを送ってほしい」「書くことを続けてほしい」と考えています。
スキルがなければ仕事を頼んでもらえないのがフリーランスの現実です。せっかく始めた書く仕事を続けるためにも、受講生の皆さんには講座を通じてスキルアップしてほしいです。
えるも:
自信を持っておすすめできるスクールです。駆け出しライターさんのスキルアップに伴走できるのはもちろん、受講前からフリーランスとして活躍している受講生からも、「新しい学びや気づきが得られた」という声をいただいてます。
実践的で、トレンドに合った内容が揃っているので、私自身も他の講師の講座から毎回学びを得ています。
あい:
毎回「この期が一番」と思うほど内容をアップデートしています。ぜひ期待して受講していただけたらと思います。私たちも熱量を持って取り組んでいますので、思い切って飛び込んでいただけたら嬉しいです。
卒業発表会では、受講生の成長に毎回感動しています。今スキルに不安のある方も、講座での学びをしっかり吸収すれば、理想のキャリアを現実にするステップが見つかるはずです。
「3ヶ月間を全力で駆け抜ける」という強い想いをお持ちの方にご参加いただけると嬉しいです。一緒に頑張りましょう!
***
充実した講座の裏には、「受講生の未来を支えたい」という講師3人の熱い想いがあります。書く仕事を続ける難しさを感じてきた3人だからこそ、一人ひとりの目標に寄り添った丁寧な関わりが実現できていると感じました。
Marbleスクールは、インタビュー、編集、広報など、「書く」+αのスキルを身につけるためのオンラインスクール。
ご興味のある方は、「スクールに申し込む」ボタンから、ぜひ相談会を予約してみてください。皆さまとお会いできることを楽しみにしています。
〈取材・文=平谷愛(@Ai_Lifecoach)/写真=水元琴美(@cotsu_ghn)/編集=まりしゅん(@bubbly_free)〉
