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タイにいると“何人”だと思われるか 2/3部

この記事は、以下の続きです。

日本にいる時は、「90%の確率で日本人だと思われる」というお話でした。



では、タイにいると何人だと思われるのか?

答えは「99%タイ人だと思われる」だ。日本語を口にしないかぎり、日本人だと思われることはほとんどない。タイ人からも、タイ在住の日本人や他の外国人からも、まずタイ人扱いだ。

日常の様々な場面で、それを実感することができる。

例えば、先日行ったラーメン屋でのこと。麺を啜っていたら、真隣の席の日本人からこんな会話が漏れてきた。「タイ人も音を立てて啜るんだね。」

こんなこともあった。日本人の友人と二人で入ったレストラン。まだ二人とも一言も発していないのに、私にはタイ語で案内してくる。インターナショナルスクールでは、初対面の保護者に英語ではなくタイ語で話しかけられる。などなど。

色んな場面で、初見でタイ人だと判断される経験を何度もしてきた。


第一部で書いたように、日本にいると私は打率九割で日本人に“見られる”。つまり、日本では日本人、タイではタイ人と他者から認識されている。

何故そうなるのか?

意図的に擬態しているつもりはないが、その国に入ると、服装や髪型、化粧のニュアンス、話し方のテンポや表情を、無自覚のうちにその場所に寄せているのかもしれない。

そう考えてみると確かに、日本にいる時の方が自分のムダ毛が気になるし、タイにいる時の方が他者に笑いかける頻度は高い気がする。

あとは何だろう。駅や街中で歩くスピードも日本とタイでは違うかもしれない。

きっとまだ自分でも気づいていない、過ごす国によっての微細な切り替えがいくつもあるはずだ。自分事ながら、興味深い。


第三部に続きます。



mari.

あとがき
場所によっての意識の切り替えは、タイと日本の両国での長期間の生活経験があるから為せる技なのか、一般的に多くの人がそうなるものなのか、よく分かっていません。皆さんはどうでしょうか?

※この文章は私の個人的な体験と価値観を綴ったものです。

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