ミンキアーテタロットと仲良くなる(大アルカナ編)
時々使ってはいるけど、使いこなせてない感のミンキアーテタロットについて本日は少し考察を加えようと思います。
伊泉龍一先生の「タロット大全」にミンキアーテの説明があります。
「1526年から1543年の間のどこか」で、ボローニャからフィレンツェに流れてきたタロットパックは97枚になった。これがミンキアーテカードと呼ばれるものであるとのことです。もともと遊び用で、占いの意味はないとのこと。
【デッキの構造】
※1意味はマルセイユ版にないもののみ、列記
「人間の階級」奇術師1~愛5
大公(2):「両性具有的、威厳、若さ、不確かさ」
西の皇帝(3):主権、支配、管理的能力 自力で上り詰めた人
東の皇帝(4):マルセイユ版の司祭、教皇。正式で伝統的な権威や権力。
愛(5):愛について連想されるすべてをもたらす。
「全ての階級の人々の人生」節制6~塔15
時間(11):17世紀以降、「隠者」となるカード。時の翁、体の不自由な老人、修道士が共通するサトゥルヌス、「土星」の子供たち(土星の影響下で生まれた人々)のイメージでまじりあった。「タロット大全」p.500
「サラマンダーのカード」希望16~慈愛19
※2 サラマンダーは美徳を表すカード群だが、ミンキアーテ以前のデッキにはなかった。
希望(16):希望、神学的慈愛(信仰、慈愛ともに神学的美徳)
賢慮(17);慧眼、洞察力、英知→4徳目の一つ(これ以降抜け落ちている項目)4徳目(枢要徳)の解説
信仰(18):信仰心 魂の可能性
慈愛(19):精神的な愛、寛容さ
「四大元素」20火~23空気 (火、水、地、大気)
「獣帯 」24♎~35♊
24 ♎ 25 ♍ 26 ♏ 27♈ 28♑ 29 ♐ 30♋ 31♓
32♒ 33♌ 34♉ 35♊ (12サイン)
24-29はフランチェスコペトラルカの著作の順序に年齢域とルーラーで順番が決まっている。
30、からはルーラーのカルディアンオーダー。
双子座が重要なので一番最後に持ってきている。
※3 ミンキアーテの前の名前はGERMINI、またダンテは双子座生まれ)
「空気たち」星36~名声40→キリスト教と古代ローマギリシャの神々の融合
名声と世界の順番の謎;「ペトラルカの凱旋」「変身物語」の世界観
最後に勝利するのは「永遠」とある、つまり「世界」を支配する「名声」
おまけ
マルセイユ版にはあるが、順番、名前ともにミンキアーテタロットに見当たらないもの
女教皇2、女帝3、皇帝4、司祭5 恋人たち6
大アルカナまとめ
秘教化していないため、マルセイユ版と似たような読み方は可能ではないかと思います。そのままの意味を取る。あるいはそのカードのビジョンを理解し、そこから課題を見るような。
8月は毎日一枚引きしてみようかな…
