「兄弟間の嫉妬」
いつも記事に目をとめてくださり、本当にありがとうございます。
私の記事では、大川隆法先生の法話・著書の中から、おすすめの作品を紹介しています。
今回は、心の指針「兄弟間の嫉妬」をご紹介したいと思います!
大川隆法先生は、毎月、「心の指針」という詩を月刊誌に寄稿してくださっていたのですが、シンプルな言葉の中に深い味わいがあり、読むたびに心の気づきが得られる作品ばかりなんです。
皆さんにもぜひ、「心の指針」の世界を味わっていただきたく、時々ご紹介させていただいております。
それでは、今日も皆さんへ、感謝の気持ちを込めて、贈ります。
「兄弟間の嫉妬」

子供を育てるのは大変だ。
子供は親の思う通りにならない。
親が忙しい時に限って病気をしたり、
勉強してほしい時には遊びたがり、
親子で遊ぼうとすると、友だちとの約束があるという。
夫婦が危ない時には、ケンカを始め。
職業に不安がある時には、学校でトラブルを起こす。
ああ、少子化もむべなるかな、という気もする。
だが、考えてみれば、自分も子供時代、
そのようであったのだ。
兄弟姉妹の競争は、
実社会の始まりでもある。
子供はとにかく嫉妬する。
上の子が下の子に嫉妬し、
下の子が上の子に嫉妬する。
子供はとにかく欲しがるのだ。
親から奪い取れる量を、
自分への愛情と考えて、
兄弟間の公平分配に異を唱える。
ある子は親の気を引くことに勝利し、
別の子は泣いたり、反抗したりして、
親を困らせて、その愛を独占しようとする。
互いに協力し合い、一家で団結することを教えよ。
嫉妬のやき方の調整が、
大人になる道だと諭しなさい。
(大川隆法「心の指針」67)
【感想・気づき】

子供とは不思議なもので、親の仕事が忙しい時に限って熱を出したり、体調不良を起こしたりするそうです。
また、親の理想通りにいかないのが子育てというもの。
勉強をしてほしい、と思う時には勉強してくれず、
思いっきり体を動かそう!と提案すると、「今日は気分じゃない」、と断られたりすることも。
子供自身も自由意志を持っている一人の人間ですので、親と言えども、子どものぺースに巻き込まれてしまうことも多いですよね。
大の大人が、小さな子供のペースに振り回されているのは、少々可哀想な光景ではあります。
ただ、全力で主張する子供の泣き声の前には、大人のすべての業務が停止することもあります。
そして、子供社会の中で、大きな問題となるのが、兄弟間の競争です。
下の子が出来た途端に、赤ちゃん返りをする子もいます。
親の気を引きたくて、妹のおもちゃを取り上げる子もいます。
お兄ちゃんのように自由に行動できないのが悔しくて、泣きわめく弟もいます。
「子供はとにかく欲しがる。」
その言葉はまったくもってその通り。
「与えること」を基本にしている子供がいたら、それはもはや観音さまのような子でしょう。
動物の本能的にも、いかに周りから欲しいものを得るか、が生存に関わってくるので、仕方がない部分もあるのかもしれません。
ただ、私たちは人間として生を受けた存在です。
大人に成るにつれ、「奪いたい」という本能的欲求をコントロールし、いかに「与えていく」存在になれるかが、徳高き人物になれるかどうかの指標にもなる気がしています。
そして、「兄弟姉妹の競争は、実社会の始まり」という言葉もありました。
とにかく兄弟間のバトルはまあ、大変。
ものすごい量のエネルギーが、激しいバトルの間に行き交っているのを感じることも多いです。
私自身の経験上も、幼い頃の兄弟との関係は、一番の人間関係の悩みの場でしたし、お互いの主張がぶつかり、ケンカになった時には、つかみ合いの喧嘩になることもしばしばでした。笑
子供にとって、はじめての社会の構図を学ぶのが、兄弟との人間関係なのでしょう。
家庭は社会の縮図といっても過言ではありません。
となると、社会に出た時にはずかしくない人間になるためには、「兄弟間の人間関係をいかに円滑におさめるか」、を習得していく必要があるかもしれません。
ポイントは、「嫉妬心」。
どちらの方が親により愛されているか。
本質的には、これを巡ってケンカになることも多いです。
自分以外の子が親から愛されているのを不平等だと感じ、親の気を引こうと駄々をこねたり、反抗したりしています。
親の愛を独占したい!と思う気持ちもわかるのですが、ここであえて親が子供に伝えるべきことは、「互いに協力し合い、一致団結することの大切さ」だそうです。
兄弟同士は本来、親の愛情を奪い合う存在ではなく、協力し合って、家族全体の総エネルギー量を上げていくような存在になれるはず。
家族が一致団結した時の、無敵なエネルギーには、打ち勝てるものは何もないかもしれません。
家庭が安定しており、いつもエネルギーの供給源になっているような環境ですと、仕事もどんどん好調になり、事業が大きく成長することだってあります。
反対に、家庭がボロボロだと、いつも家に帰る度にエネルギーを抜かれていくような感覚になるので、本業でもミスが出たり、本領発揮することが難しくなっていきます。
その上で、子供たちには説明が難しいところではありますが、
「お互いに嫉妬し合うのではなく、協力し合い、一家で団結していこう」
という趣旨の話を繰り返し伝えていけるといいのだと思います。
具体的には、
「お兄ちゃんはお勉強を頑張っているから、応援しようね」
「Aちゃんは今、○○ができるように頑張って練習してるから、お兄ちゃんも応援してあげてね」
「パパは明日から大事なお仕事だから、あまり困らせずに今日は早く寝ようね」
というように、お互いを思いやり、成長を応援し合える関係になれたら最高ですよね。
そして「嫉妬心はほどほどに」、ということを子供に伝えていけるのが理想だそうです。
でも、実際には、小さな子供に「嫉妬心を抑える」ことを学ばせるのは、とっても難しい話だとは思います。
「嫉妬心はほどほどに」という言葉を置きかえるならば、
「自分が一番」という気持ちを抑えること、
と伝えることでしょうか。
「Aちゃんも頑張っているけど、弟のBくんも頑張っているんだよ。」
「Bくんを助けてあげられるAちゃんは、えらいなあ。」
という風に、他の子を応援できる姿勢を褒めてあげるのもいいかもしれません。
いずれにせよ、兄弟間の嫉妬は、親がどちらの方に愛情を注いでいる(ように見えるか)を、子供たちはかなり敏感に感じ取っているようです。
「子供から見ても、公平で分け隔てない愛情を注いでいけるか」は、親の課題になるかもしれませんね。
もちろん、このように文章で書くのは簡単でも、実際には子育ての現場がとても難しいということも存じ上げているつもりです。
お忙しい毎日、息をつくのも大変な日々の中だと思います。
子育てに携わるすべての皆様、本当にお疲れ様でございます。
今回ご紹介した心の指針が、少しでも皆さんが生き抜く上での、目指すべき指標になれば、何よりも嬉しいです。
拙い感想を述べさせていただき、誠にありがとうございました。
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