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「出世の三条件」

この記事をご覧下さり、誠にありがとうございます。

大川隆法著『仕事と愛』より、仕事で出世する、つまり、リーダーになっていくために必要な3つの条件をご紹介します。

ぜひご一読くださいませ。


出世の条件①働くことが喜びである

出世するための第一条件は、とにもかくにも働くことです。


たとえ、山を当てたようなかたちで一時的に大成功することがあったとしても、そうした成功は長続きしないものです。なぜならば、その人自身の真の実力にならないからです。


実社会は、まさに真剣勝負の世界なのです。竹刀を持った稽古がいくら上手にできたところで、いざ真剣を握ったとなれば、話は別になります。

つまり、真剣での正真正銘の実力が試されるときが来るのです。

いくら頭の中で、方法論や策略を練ったところで、あるいは、よい知恵を仕込んできたところで、結局、「実際に働く」という段階で証明された実力でなければ通用しないのです。

そして、「働く」と言う段階で証明される実力とは、広い意味で、「働くことが好きだ」ということです。

また、「よく働く人が実力のある人だ」ということです。


出世の条件としては、まず「働くことが生きがいであり、楽しい」ということです。そして、「働きの褒賞は、働きそのものによって与えられる」と言うことを知ることです。

働くことそのものの中に充実感を味わうことが、どれほど大事であるか、皆さんは、よくよく考えたことがあるでしょうか。

よく働いて、「今日は、よい仕事ができた」「今年は、よい仕事ができた」と思うことによって得られる喜びは、本当に他のいかなる喜びをも凌駕するものなのです。

「好きこそ物の上手なれ」という言葉がありますが、働くことが大好きだと、自然と仕事も進み、結果的に実力もついてくるものなのかもしれません。

嫌々ながら仕事をしている人よりも、好きで仕事をしてる人の方が捗るのは当たり前ですね。

頭だけで方法論を学んでいるよりも、実際に実践して実績を上げている人の方がもちろん実力がついたと言われ、一目置かれるでしょう。

働くことに喜びや生きがいを感じ、どんな実戦が来ても受けて立つような、そんな心構えでいたいものですね。

出世の条件②「有用な人間になる」


第二の条件は、「その人が生きている社会や組織の中において、有用な人間になる」ということです。「有用な人間」とは、言葉を換えれば、「有益な人間」と言ってもよいでしょう。


ここでよく読んでほしいのは、「有能な人間」とは書いていないことです。

出世の条件は「有能な人間であること」ではないのです。
有能な人間ではなくて、有用な人間であり、有益な人間である」ということです。


有能であったとしても、その有能さが、他の人とのかかわりにおいて、どう発揮されるか」ということが実に大事なのです。

有能さは、よくできた刀のようなものであり、それに合ったところで使われれば役に立ちますが、違ったところで使われた場合には、危険な道具ともなりかねないのです。


私が言いたいのは、「能力というものを、その人が所属するグループの利益に結びつけていったときに、その人は有用で有益な人になる」ということです。

すなわち、「あなたがどれだけの能力を持っていたとしても、宝の持ち腐れになるような環境では、その能力は発揮できないし、それを発揮した場合には、害になることもある」ということです。

自分の職場で、今、必要とされているものが、剃刀(カミソリ)なのか、鋏(ハサミ)なのか、包丁なのか、鋸(ノコギリ)なのか、鉈(ナタ)なのか、日本刀なのか、鉞(マサカリ)なのか、それを見極める目を持たなければならないのです。


ここでぜひとも言っておきたいのは、「人間の数十年において、要求される能力は一通りではない」ということです。いろいろな能力が必要とされるのです。

出世できずに不満を持っている人の多くは、大抵、「これだけ有能なのに、会社は自分を認めてくれない。上司は自分を認めてくれない」と思っているのです。


しかし、会社というところは、その人の有能さを証明するためにあるのではありません。他の多くの人々のために、利益や便益を生み出してこそ、その人の存在価値があるのです。


したがって、能力の高い人ほど、有能な人間から有益な人間に変身していく努力をしなくてはならないのです。

有能な人間よりも、有用な人間になれ。

意外と耳が痛い人が多いかもしれません

個人の能力は高いのにどうしても出世しない人はいます。
そういう人に何が足りないのかと言うと、周りの人とうまくやる能力(協調性)、それからその組織の中でうまく使ってもらえる立ち位置に入っていく能力。
そういったことができない人が、能力があっても使われずに上がっていくことができなくなるのだと思います。

もちろん、妥協してはいけない時だってありますし、人脈これだけが全てでもない。
でも、自分の能力が高いからといって、周りと手を組むことを躊躇う人もいます。

誰かと手を組めば、もっとスムーズに仕事を進めていけるのに、それを怠ってしまうと、より孤独の世界に入ってしまい、一致団結したときに訪れるような成功のレールからは外れてしまうのだと思います。

結局、能力を使ってもらえないのであれば、宝の持ち腐れになってしまう。
それよりも、誰かと手を組んだりチーム戦になる事はあるかもしれないけれども、そのチームの中で自分のできる限りの能力を発揮すると言う方が社会貢献になることもありますよね。

100%の自分の力を使ってもらえなくとも、70%でも活かしてもらえるなら、それもまた良き機会ではないでしょうか。

出世の条件③―他の人の力を使う


「出世していく」ということは、「多くの人々の上に立っていく」ということであり、「自分が面倒を見ることのできる人の数が、毎年毎年増えていく」ということです。

そうすると、「自分が面倒を見ていかなければならない人が、どのような数で増えていくか」を十分に見通す必要があります。すなわち、自分一人のときの実力と、他の人を使って発揮される実力との違いを、いち早く見分けておく必要があるわけです。

個人としては非常に優秀であっても、結果的に成功を収めることができない人は、他の人を通じて仕事することができない人であることが多いのです。

セールスマンのような仕事をさせれば、人目を驚かすような結果を出す人でも、部下を使えば、うまくいかないことは、いくらでもあります。

つまり、出世の条件として三番目に明確に言えるのは、「自分一人でできる能力と、他の人を使う能力の二つの能力を知って、それを使い分ける」ということです。


そして、「自分個人でできる」という能力から、「他の人を使ってできる」という能力に、次第しだいに比重を移していくことが大事なのです。

すなわち、真に出世をしていこうとするならば、スタートラインでは自分個人の力量に依存することが多くても、個人の能力でやっている間に、次第しだいに人心の掌握力を増していき、「どうすれば人を使って仕事ができるか」ということを考えていく必要があるのです。この能力を管理能力といいます。


管理能力の基礎は、「人が見える」ということです。それは、「その人の長所と短所が見える」と言うことです。

また、その人を適材適所として使っていくために必要なのは、「どういうところに配置すれば能力を発揮し、どういうところに配置すれば能力が発揮できないか」ということを知ることです。

当の本人が分からないことを、本人の素質を見抜いて、いち早く判断することです。


出世をするとは、自分が導く人の数が増えていくということです。

つまり、「たとえ自分が優秀でも、自分以外の人を使うことができないタイプの人は、管理職になっていくのは難しい」ということですね。

自分の能力を高めることと、人の能力を高めること。
その才能は違うと思います。

人を管理する能力の方が高い人の方が、結果的に企業の中では出世していくことが大いにあります。

自分の能力がずば抜けていなくても、人を生かし、人とタックを組んでやっていく力が強い人は、結果的に管理職になりやすいでしょう。

自分の能力だけで戦っていく人は専門職になりやすい、というのが現状のように感じます。

もし、多くの人の上に立つリーダーになっていきたいと思う方は、自分の能力を磨くのも大切ですが、他の人の能力をいかに合わせ持って良くしていくかを考えられるようになること。

もしくは、自分の能力を誇示するのではなく、他の人をいかに際立たせるか、他の人の能力をいかに伸ばすかという、教育者的な観点を持つ人の方が管理職には向いているかもしれません。

出世したい場合には、個人のオンリーワンの能力でのし上がっていくと言うタイプも時々いらっしゃいますが、大企業の中での出世という意味では、チーム戦に強い人の方が有利かもしれませんね。

参考になれば幸いです。

※「仕事と愛」について、詳しく学びたい方は、ぜひ書籍の方をご覧ください。⇓⇓




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