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幸水梨と梨の保存方法

一週間ほど前、幸水梨を取り寄せて、失敗だったかなと思っていたんです。
それは、思っていたよりも小さくて、大変硬かったからです。

でも、数日経つと、適度にやわらかくなって、幸水らしくなっていました。
農家さんからの直送だったので、新鮮すぎて硬かったのです。

とはいえ、のんびりしていられません。
梨は熟すのが早く、ぼーっとしていたら、軟らかくなりすぎて、下手をするとドロドロになり、おいしくなくなるからです。

梨の食べごろは、梨がとれて数日間。
――と、以前に、梨の産地に住んでみて、思いました。

梨を冷蔵庫の入れるのは、桃のように、食べる直前だけ……と聞いたことがありましたが、これは、違います。
やはり、できるだけ早く冷蔵庫に入れたほうがいいのです。
とくに、箱買いした場合は。

梨は、みずみずしい果肉とさわやかな甘さが魅力の果物です。
中でも幸水梨は、日本を代表する和梨の一つです。
幸水は「菊水」と「早生幸蔵」を交配して生まれ、1941年に交雑され、1959年に農林認定されました。
名前も両親の名前から一字ずつ取って付けられています。
果肉はやわらかく緻密で、果汁が多く、酸味が少ないため、甘みを強く感じるのが特徴です。

梨の栽培は、江戸時代の1769年ごろに千葉県で広まり、収穫された梨は江戸へ運ばれて高級品として親しまれました。

和梨にはさまざまな品種があります。
豊水は幸水より大きく、甘みと酸味のバランスがよい梨です。
二十世紀は黄緑色の青梨で、果汁が多く、さっぱりした味わいがあります。新高は大玉で甘みと香りが強く、日持ちがよい品種です。
あきづきは果肉がやわらかく、果汁が豊富で、酸味が少ないのが特徴です。食感や味は少しずつ違いますから、好みの梨を見つけてみてください。

梨は、薬膳のもとになっている中医学では、梨は体にこもった熱を冷まし、喉や肺を潤す『涼性』の食べ物と考えられています。
つまり、夏にぴったりの果物なのです。



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