今日は“おじいさんしか来ない日”だった。
今日の薬局、ちょっとおかしかった。
——そんな日、ない?
薬局って、
なぜか偏る。
午前中、受付はずっと同じ空気。
ゆっくりした歩幅。
同じような会話のテンポ。
気づくと、待合はほぼ“おじいさん”で埋まっていた。
今日は、おじいさんしか来ない日だった。
不思議なくらい、偏る。
別の日は、おばあさんばかりの日。
別の日は、ベビーカーだらけになる。
理由は分からない。
でも、
それだけじゃ説明できないくらい、
きれいに“揃う日”がある。
現場にいると、途中で気づく。
「あ、今日はこの日だな」って。
子どもが多い日は、
シロップや粉の説明が増えて、
親とのやり取りも増える。
おじいさんの日は、
話が長くなる。
待合の時計がゆっくりに感じる。
でもその分、
ちゃんと聞いてほしい話がある。
日によって、流れがまるで違う。
同じ薬局なのに、
来る人で、空気が変わる。
そして今日も思う。
これは、偶然じゃない。
たぶん薬局には、
“その日の顔”みたいなものがある。
■ 締め
今日は、おじいさんデーか。
おばあさんデーか。
それとも、子どもの日か。
——行ってみないと、分からない。
これ、薬局あるあるだと思うんだけど、どう?
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