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piccolotakamura
今日も薬局に「おいどん」から処方箋が届く
薬局に届く、LINEの処方箋。
患者さんが自分のLINEに登録している名前やニックネームが、そのままこちらに流れてくる。
結果、薬局ではその名前で呼ばれることになる。
「“おいどん”からまた来たよ〜」
「“ごりらくん”、今日2回目だよ〜」
……これで普通に通じてしまう。
ニックネームと本名が一致していれば、特に問題はない。
しかし、リフィル処方箋などで次回の来局日をお知らせしたり、個別の用件をLINEで連絡しなければならない場合、話は別だ。
オンライン服薬指導システム「Pharms」では、リフィル処方箋の次回来局予定のお知らせなどを、日付指定で送信予約できるが、これとは別に、LINEに慣れている患者さんは、LINEでもお知らせしてほしいと言ってきたりするのだ。
LINEでは、日付指定で送信予約はできないため、「リフィル処方箋の2回目、明日から受け取り可能です」というLINEを受け取り可能日の前日に流すという作業が必要だ。
この、「受け取り可能の日の前日」を覚えておかなければならないし、患者名→LINE登録名への変換が必要になる。
「〇〇さんって、“さばとら”だったっけ?」
これが、忙しいと地味にひと手間になる。
(もちろん、検索方法はあるが)
…そう、分かってる事務にしか対応できない。
LINE登録者は数千人。
一人ずつ手作業で紐づけるのは現実的ではない。
一括で登録し直そう、という話も出たことはある。
……ある、だけ。
忙しさにかまけて、まだできていない。
今日も薬局では、
「おいどん」と「ごりらくん」が、静かに回っている。
本名より先に覚えるのは、
LINEのニックネームと顔。
これも、デジタル化の成果なのだと思うことにしている。
「うちも“ごりらくん”いるよ」という方、そっとスキをお願いします。
