ウィッチフッドな人のありかたについて
私が成し遂げたい居場所・つながり作りは、「ウィッチフッドな人」を対象にしています。
https://note.com/marja0312tk/n/n436309e70889
今回はこの「ウィッチフッドな人」について、少し整理します。
ウィッチフッドという造語
ウィッチフッドという言葉は、「シスターフッド」から着想を得て思いついた造語です。
初期段階のnote記事には、以下のように記載しています。
ウィッチフッドは、「相互フォローでいいねを送り合うけれど、直接会話することはほぼない」関係が心地よい人のための「場」です。
森の工房に住む魔女(witch)のように、孤独を過度に恐れず、静かな暮らしを愛する人たちと、そのつながりを指します。
ウィッチフッドは、「場」や「人々」「つながり」を指すことば。
それらを構成するのが「ウィッチフッドな人」ということになります。
ウィッチフッドな人の例
「ウィッチ」と言うとなんだかうさんくさい感じがしますが、決して宗教やスピリチュアルなどの系統ではありません。
以下のような人々をあらわす言葉として、私の中でしっくりきたものを選びました。
既存の場やつながりでは心地よさを得られなかった人
●密なコミュニケーションが苦手
みんなで集まってワイワイおしゃべりする…というような、いわゆるパーティ的な集まりがちょっと苦手。会話することがストレス発散になりにくく、内向的。
●ひとりの時間を大切にしたい
人と会うことは嫌いじゃないけど、ちょっと疲れてしまう。ひとりでゆったりする時間が欲しい。
●競ったり争ったりしたくない
マウント合戦やフォロワー数稼ぎは見ているのも苦しい。正しさを主張することは大切だけど、もっとおだやかに対話がしたい。
積極的なコミュニケーションが苦手な人にも、居場所やつながりは必要です。
だけど居場所づくりやコミュニティ運営では、発言や交流が重視されがち。
無理をして居場所に参加し、疲れてしまい、ますます孤独になる…なんていうのは望ましくありません。
私はこの活動で、「いるだけ」でも許される居場所やつながりを実現したいと思っています。
支援の対象になりにくい人
●物理的・精神的にある程度自立している
安定した日常生活を送れていて、とくべつ大きな支障となるものがない。
●要救助者としてラベリングされていない
「こども」「高齢者」「生活困窮者」など、国や自治体の施策で救おうとする人たちから漏れている。
●積極的に助けを求める声を上げられない
困りごとがひとつもないわけではない。だけど、命にかかわるようなものではない。優先されるべきは要救助者のみなさんだから、私が声を上げるのは贅沢だ…と考えてしまう。
急を要する要救助者ではなくても、支援が必要な人はいます。
支援を受けることで今よりも少し良くなることができるのに、それを知らない人もいます。
この活動では、「悪いところを治す」急性期的な救済ではなく、「現状をより良くする」慢性期的な、持続する支援をめざしています。
創作活動や作品鑑賞が好きな人
(*創作活動をしているかどうかは問いません)
●創作活動を通じて想いを表現するのが好き
思っていることを直接誰かに伝えるのは苦手だけど、作品という形で表現することならできる。自分の想いのかたちが、誰かの救いになるかもしれないと思うと、照れくさいけど誇らしい。
●創作された作品を味わうのが好き
作品そのものに心動かされ、とくべつな気持ちになる。誰かの想いに触れることで、心が癒され、孤立感が薄まる。
私自身が、さまざまな作品に触れること、みずから創作することで救われてきました。
自分以外にも、創作活動や作品鑑賞によって救われる人を増やしたい。 創作の力で人を救えると信じているのです。
声の小さい人々
私が目指している居場所やつながりを求める声は、世間ではあまり耳にしません。
ですがここまで見てきた通り、ウィッチフッドな人はどちらかというと、社会に対して声の小さいタイプです。
「こんな居場所が欲しい」と思っていても、主張することが非常に少ないのではないでしょうか。
実際、私も「欲しい」と言うのではなく、黙って自分で作ることにしてしまいました。
大きく宣伝や勧誘をするつもりはありません。
自分用に作る居場所が、必要とする誰かに届き、その人たちの間で静かに広がっていくのが理想です。
そして、私が未だ見つけられていない静かな居場所と、ゆるく連携できたらいいとも思っています。
