note運用にも効く!カスタマージャーニーマップを使って読者の道のりを描こう
こんにちは、ハルです。
毎週金曜日はマーケティングの基礎解説をテーマに、わかりやすく・実践的な知識をnoteで発信しています。
今回のテーマは、マーケティングの中でもよく登場するカスタマージャーニーマップ(CJM)について。
名前は聞いたことがあるけど、実際に使ったことはない…。
何のために使うのか、どんなふうに役立つのか、イメージがつかない…。
そんな方に向けて、できるだけ丁寧に解説していきます。
特に今回は、以下のような方に役立つ内容になっています。
📦 オンラインショップや副業を始めたばかりの方
✍ noteで情報発信をしている方
📚 読まれる・売れる導線をつくりたい方
身近な例を使って解説していきたいと思います!
🌱 その前にお知らせです
「発信をもっと伸ばしたい」「数字を見ながら改善したい」
そう感じたことはありませんか?
私も最初に体系的に学んだのがウェブ解析士。
noteにもすぐ活かせる分析×戦略思考が学べます👇
ウェブ解析士についてはこちらの記事でも詳しく解説しています👇
ではさっそく本編です!
カスタマージャーニーマップってなに?
カスタマージャーニーマップ(CJM)とは、お客様が商品やサービスと出会い、購入し、ファンになるまでの流れを見える化するツールです。
商品を売るとき、つい「この機能を伝えよう」とか「この言葉ならクリックされそう」といった発信側の視点に偏りがちですが、それだけではうまくいかないことが多いですよね。
そこで、相手の視点で考えることが重要になります。
CJMはまさに、その「相手の視点=顧客の体験」を、時系列で整理していくもの。
認知、興味、比較、購入、利用、ファン化…という流れの中で、
🧭 どこで知るのか?
💭 何に期待し、どこで迷うのか?
🚪 どこで離脱してしまうのか?
🤝 どんな体験があれば次も買ってくれるのか?
これらを見える形にすることで、「売るため」ではなく「選ばれるため」の導線がつくれるようになります。

日本ではいつ頃から使われてるの?
もともとは海外のデザイン領域、特にUX(ユーザーエクスペリエンス)やサービスデザインの文脈で生まれたのがCJMです。
UX
ユーザーがサービスや商品を使うときに感じる体験や印象のこと。
日本では2010年前後から、広告代理店や大手企業のマーケティング・Web部門で使われ始めました。
その後、SNSやコンテンツマーケティングの広がりとともに、個人や小規模事業でも注目されるようになってきました。
最近では、副業やSNS発信、note運用の中でも「読まれるために使える」ツールとして紹介されることも増えてきています。
商品や文章を届ける立場になった人なら、誰でも活用できるのがこのCJMの魅力です。
なぜ必要?マーケターやクリエイターが使う理由
CJMを使うことで得られる一番のメリットは、「思い込み」を手放して、相手の立場に立てることです。
たとえば、自分では「わかりやすく書いたつもり」のnoteが、全然読まれなかったり。
すごく丁寧につくった商品ページなのに、なぜか購入されなかったり。
その理由は、読み手やお客様がどこで迷っているか、どこで止まっているかが見えていないからかもしれません。
🌊 感情の動きが見えると、響く言葉が変わる
🚧 つまずく場所が見えると、改善ポイントがわかる
🔁 読者や購入者の目線を想像する力が鍛えられる
マーケターに限らず、クリエイター、ライター、noteを書く人すべてにとって、CJMは「届けたい人とつながる地図」になります。

さっそく描いてみよう!オンラインショップで考えるジャーニー
ここからは、具体的な例を使ってカスタマージャーニーマップを描いてみましょう。
今回は、ハンドメイド雑貨を扱うECショップを立ち上げた人を想定します。
🌱 まずはペルソナを考える
ペルソナとは「想定するお客様像」のことです。
実在する人物のように具体的にイメージすることで、その人の行動や気持ちを想像しやすくなります。
たとえばこんなイメージです。
👩 30代女性
👶 小さな子どもを育てていて、日中は家にいる
📱 スマホでInstagramをよく見ている
🎁 ナチュラル系の雑貨が好きで、ちょっとした癒しが欲しい

この人が、あなたのオンラインショップで商品を購入するまでには、どんな流れがあるでしょうか?
🌈 ここでは、大きく以下の6つのフェーズに分けて考えます。
🔎 見つける(SNSなどで商品を知る)
👀 見にくる(ショップにアクセス)
🌀 迷う(比較・価格・不安)
🛒 買う(カート→購入完了)
📦 届く(商品が届く体験)
🔁 リピートする(再訪・レビュー・シェア)
このあと、それぞれのフェーズでどんな「感情」「行動」「つまずき」があるのかを想像しながら、マップとして言葉で見える化していきます。
フェーズごとに、感情・行動・つまずきを想像してみよう
ここでは、先ほど設定した6つのフェーズをもとに、お客様がどんな気持ちでどんな行動をして、どこで迷ったり止まったりするのかを見える化していきます。

🔎 見つける(Instagramの投稿で発見)
ワクワクする。かわいい雑貨だなと感じる。
→ いいね・保存をして、プロフィールをチェック。
→ まだショップまでは行かない(時間がない/ちょっとだけ気になるレベル)
👀 見にくる(ショップにアクセス)
もう少し見てみたい気持ち。
→ 商品一覧を眺める。写真や価格をチェック。
→ 少し高いかも…と思って戻ってしまうことも。
🌀 迷う(比較・価格・不安)
かわいいけど…買うかどうか悩む。
→ 他のショップも調べる。口コミが気になる。
→ 送料、支払い方法、信頼性に引っかかる。
🛒 買う(購入)
気持ちが決まり、購入ページへ。
→ 購入ステップがスムーズなら買ってくれる。
→ フォームが面倒、決済方法が少ないと離脱もありえる。
📦 届く(体験)
箱を開ける瞬間にワクワクする。
→ 梱包が丁寧だと感動。メッセージ付きなら印象アップ。
→ 雑だったり、写真と違うとガッカリされてしまう。
🔁 リピートする(シェア・再訪)
気に入れば、SNSで紹介したり、またショップを訪問する。
→ 次回のクーポンやお礼メッセージがあると再購入しやすい。
→ 何もフォローがないと忘れられてしまう。
ここまでを言葉で整理するだけでも、「どこで改善できるか」がたくさん見えてきます。
感情の流れを想像することが、改善の第一歩です。
note運用にも活かせる!読者のジャーニーを考える
実はこのCJMの考え方、noteにもそのまま応用できます。
なぜなら、読者も一つの「体験の流れ」の中で、記事に出会い、読むかどうかを判断し、スキやフォローをするからです。
たとえば、こんなジャーニーを描いてみましょう。
📲 Xでポストを見つける
👤 プロフィールをチェックする
📝 最新noteを読む
💡 共感する or タメになると感じる
🔄 他のnoteも読んでみる
❤️ フォローする・スキを押す
💸 有料記事を買ってみる

「この流れの中で、どこで離脱されてしまうのか?」
「どこがつまずきポイントなのか?」
それを想像してnoteの書き方や導線を改善していくと、読まれ方や反応が変わってきます。
たとえば…
🧩 プロフィールが曖昧だと、次の行動につながらない
💬 冒頭が長すぎたり、共感がないと離脱されやすい
🪪 信頼要素(実績、過去記事リンク)があると有料記事への道が開ける
CJMは「noteを読む側」の目線で全体を見直すのにとても便利なツールです。
書籍紹介
📚『はじめてのカスタマージャーニーマップワークショップ(MarkeZine BOOKS) 「顧客視点」で考えるビジネスの課題と可能性』
国内1000社・2000人が体験した人気ワークショップを再現。実践形式でCJMを学びたい方におすすめの一冊です。
まとめ
カスタマージャーニーマップは、売るためのスキルではありません。
届けたい相手の立場になって考える力を鍛えるためのツール。
マーケティングに限らず、note、SNS、EC、サービスなど、あらゆる「誰かに届けたい活動」に活かすことができます。
全部を完璧に描こうとしなくて大丈夫です。
まずは1つのフェーズ、1人の読者、一つの課題から、想像してみるだけでも変わります。
これを機に、あなたもぜひ一度、描いてみてください!

こちらの「マーケティング基礎講座」は毎週金曜日に更新しています。
noteをもっと楽しく、もっと戦略的に続けたい方は、ぜひフォローいただけたら嬉しいです!👇
📈 note運用を感覚から戦略に変える第一歩。
体系的に学ぶなら、私も取得したウェブ解析士がおすすめです👇
「分析・改善・再挑戦」を回せる力が、noteを次のステージへ導きます。
では次週の連載でお会いしましょう!
いいなと思ったら応援しよう!
「この記事、役に立った!」と思っていただけたら、チップで応援してもらえると嬉しいです!いただいたチップは、キャンペーンの運営や有料記事の購入・ご紹介に活用させていただきます🙌