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「優しすぎる見えない玉」


三時間、四時間休憩の

ぽっかり穴開きのシフトを見て

店長の優しさと

苦悩を見つめた


完璧なシフトには

厳しさがある

みんなに優しいシフトには

強引さがある


いびつに歪んだ

 人々の配置を

ただ受容して

優しさで包み込む


言葉はこういう時は

野暮になる

文句も

言い訳も


優しすぎるのは

苦しいな

心地よさと同時に

涙が流れる


ただその苦しみを

分かち合える

特別な関係性は

唯一無二


優しすぎる見えない玉が

ふわりとやって来た

ボロボロで

傷つきすぎた姿で


その傷は

わたしが付けたものもあるのに

そばに来てくれるのですか?

許してくれるのですか?


柔らかで

ほのかに甘い

ピーチに似たような

色と香りの余韻を漂わせていた



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