【65歳からの必要な老後資金】2025年家計調査で試算してみた
老後資金は「いくら必要か?」でよく2000万円が語られますが、あれは2019年のデータです。
2026年2月公表の最新「2025年家計調査」の実データで計算し直してみました。
私は、今後お金の知識は必要と思い、2021年にFP2級を取得しました現在65歳、YouTuber & ファイナンシャルプランナーの男性です。
■一般家庭の生活費(65歳以上・夫婦のみ無職世帯)
実収入254,395円(うち年金など228,614円)に対し、消費支出263,979円。
差額は毎月▲42,434円の赤字です。
65歳から85歳までの20年間で計算すると、
42,434円×12か月×20年=約1,018万円
これが「普通に暮らすだけで年金以外に必要な金額」です。
住宅ローン完済や生活固定費を下げることにより金額自体は変動します。
プラス特別支出や医療費などの備えが必要になります。
出典:総務省統計局「家計調査報告(家計収支編)2025年(令和7年)平均結果の概要」(2026年2月6日公表)
■私のケース:特別支出は生命保険解約金、確定拠出年金などの資産運用で確保する予定です。
生活費とは別に、次の特別支出をライフプランに組み込んでいます。
・外壁修繕150万円(2026年)
・世界旅行400万円(2027年)
・水回り修繕150万円(2027年以降)
・家電買い替え100万円(2027年以降)
・長期滞在旅行300万円(2028〜2030年、年2回×3年)
・車買い替え300万円(2030年)
・老後の医療費1,000万円
合計2,400万円です。
生活費不足分は「毎月じわじわ取り崩すお金」、特別支出は「特定の年にまとまって出るお金」。
性質が違うため、財布を分けて用意するのがFPとしての基本です。
■合計すると
生活費不足約1,018万円+特別支出2,400万円=約3,418万円が20年間の総額です。
生活費自体は、一般論としての参考例として記載しました。
実際の年金額、持ち家か借家か? そして、年齢を重ねるごとに支出自体が減るのでこの数字自体は変動されます。
特別支出や医療費自体も個人のやりたいことなどで金額自体は変動するかと思います。
■結論:金額より先に、ライフプラン
ここまで数字を出しましたが、本題は金額ではありません。
「いくら必要か」は順番が逆で、先に金額を決めても不安の数値化にしかなりません。
私が医療費を除く1,400万円を確保できたのは、「世界を旅したい」「夫婦で長期滞在の旅を重ねたい」というやりたいことを先に決めていたからです。
やりたいことが先にあれば、金額は後から自動的に見えてきます。
老後資産計画のカギは、貯金目標を決めることではなく、自分がどう生きたいかを書き出すライフプラン作成です。
是非、セカンドライフのライフプラン作成してみて下さい。
