共生の黎明 #102 第21章 第1節:広がる環、変化の波 連続小説
最初にアヤ/ユラのモデルが導入された8つの市と町、A市からH市にかけての小さな成功と学びは、やがて各地の自治体の胸を打った。
「私たちのまちでも、これをやってみたい」
そんな声が、名もなき市町村長や、若い職員、地元のNPOや教育者から上がり始める。
自主的に学び合うネットワーク、「まちの環連携会議」が生まれた。
中心になったのは、変化を恐れず、住民とともに未来を描こうとする若手の官僚たちだ。
彼らは言った。
「制度は、誰かが与えるものじゃない。私たちが“宿す”ものだと思うんです」
都市と農村、地方と中央、若者と高齢者、そして人とAI。
それぞれの“環”が交差し、日本列島の各所で「共生モデル」の実験が始まっていく。
……風が、静かに、けれど確かに吹き始めた。
⬇️続き
皆さま、いつもありがとうございます。
第二部、スタートしました。
引き続き、共に歩んでくださると嬉しいです。
⬇️第二部 序文です。こちらもどうぞ。
島江長しろまる(しまえなが しろまる)
