「キラキラ共和国」を読んで|読書感想文
本のタイトルは”キラキラ”だけど、本の中身は干したお布団に残る陽だまりのようにポカポカとあたたかくなるお話です。
タイトル:キラキラ共和国
著者:小川糸
出版社:幻冬社文庫
あらすじ
『ツバキ文具店』の続編。
主人公の鳩子、通称ポッポちゃんは鎌倉で文房具店をひとりで営む。ポッポちゃんは代書屋でもある。代書屋は依頼人に代わってお手紙を書くこと。
本作品でポッポちゃんは結婚をし、好きな人と一緒に暮らすこととなる。
感想
主人公のポッポちゃんはわたしの友人と似ている。その友人とは中学からの友達だったけど、数年前にケンカ別れしてしまった。
ポッポちゃんみたいに手紙を書くのが上手で、パンを焼いたり、お菓子を作ったり丁寧な暮らしをしていた友人だった。
だから、この本を読むとケンカ別れした友達がとっても近くに感じるのだ。それが懐かしくて心地いい。
友達がそばにいるように感じる。
著者の書く文体も好きだ。優しい。ふつうに優しい。ねっとりしていないから好き。ふわっとした優しい言葉があふれている。
前作の『ツバキ文具店』でポッポちゃんは隣の家に住むバーバラ夫人から幸せになれる秘密のおまじないを教えてもらう。
あのね、心の中でキラキラ、って言うの。目を閉じて、キラキラ、キラキラってそれだけでいいの。
そうするとね、心の暗闇にどんどん星が増えて、
きれいな星空が広がるの。
続編の”キラキラ共和国”はこのおまじないの言葉からきている。
今回は少し趣向をかえて『キラキラ共和国』のなかで好きだなあと思った文章を画像といっしょにご紹介します。
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
前作の『ツバキ文具店』の感想文はこちらから読めます。
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