「まさか、うちの子が──」長男のこと
【長男のことをお話しさせてください】
この子の感覚は、生まれ持ったものなのか、それとも育った環境によるものなのか──
きっと、どちらもあるのだと思います。
我が家は夫が転勤族ということもあり、長男が小学校低学年までに5回の引っ越しを経験しました。
首都圏→関西→首都圏→中国地方→再び首都圏へ。環境の変化は少なくありませんでした。
親としての接し方も、今振り返れば反省ばかりです。
長男は小さい頃から、協調性のある子でした。
今でも外ではとても礼儀正しく、「なんであんなにしっかりしてるの?」と驚かれることもあります。
言ってしまえば、“外面がいい”タイプ。
周囲からは「手のかからない子」に見えていたと思います。
一方家庭では、思い通りにいかないと怒る、という一面。
気持ちの切り替えが苦手だなと感じることもありましたが、「子どもにはよくあること」と、深くは考えていなかったのです。
……
スポーツが好きで、友達にも恵まれ、何でもそつなくこなせるタイプ。
──親バカな見方かもしれませんが。
だからこそ。
・この子が学校に行けなくなるなんて。
・家庭の中で暴れるようになるなんて。
・児童相談所に相談し、警察から「一時保護」の提案を受ける日が来るなんて──
そんな未来は、まったく想像していませんでした。
けれど、そこからが本当の意味で、
私たち家族の「向き合い」の始まりでした。
悩み悩む日々…、
夫婦での意見の違い、
親も人間、心が壊れそうになることも…
***
この続きを、次回の記事で綴っていきます。
・引っ越し後、学校に行かなくなったきっかけ
・家庭の中で実際に起こっていたこと
今だからこそ、あの頃の“リアル”を振り返って書いていこうと思います。
100人、100通り子育てだと思いますが、悩む家庭の支えになれば
