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【全文無料】単なる予想ではない。川井コンサの「開幕スタメン」と「序列」を完全解剖。全ポジションの現在地。

こんにちは、もちょです。

いよいよ今週末、100年構想リーグが開幕します。

なんだか長く感じるオフでしたね。


2/1に行われた大分トリニータとのプレシーズンマッチも映像配信がなく、多くのサポーターが「一体どんなサッカーをしたんだ?」と飢えているはずです。

僕も皆さんと変わらず、手元にあるのはテキスト情報とスタメン表、そして現地サポーターの声だけ。


しかし、それらを以前からのキャンプ情報や監督のコメントとパズルのように組み合わせると、川井監督が描く「開幕の設計図」が、ぼんやりと、でも確実に浮かび上がってきました。


この記事は、単なるスタメン当てではありません。

「なぜその選手が選ばれるのか?」

「ライバルとの差はどこにあるのか?」

戦術的な必然性から導き出した、僕なりの「序列とロジックの解説書」です。


これを読んで、日曜日のキックオフを10倍楽しんでいただければ幸いです。




第1章:システムと設計図(4-2-3-1の衝撃)



まず整理しなければいけないのが、スタートのシステムです。

慣れ親しんだ3バックではなく、「4-2-3-1」を採用。

おそらく、今季は「4-2-3-1」をメインに据えると考えて良さそうです。


もちろん、試合展開や相手の立ち位置によって、3バック(3-4-2-1)へ可変することは多々あるでしょう。

しかし、「初期配置」を4枚にすることで、中盤の枚数を確保し、ビルドアップの出口を増やそうという意図が見えます。


そして、大分戦最大のトピックである「前半での退場(10人での戦い)」

現地評を総合すると、1人減っても崩れず、むしろボールを握って主導権を握り返したとのこと。


これは、個の力で耐えたのではありません。

「数的不利でもボールを運べる配置(地図)」が共有されていた証拠です。


GPがビルドアップに参加して「+1」を作り、空いたスペースを誰かが埋める。

このオートマチックな連動こそが、今オフ最大の収穫と言えるでしょう。


第2章:【GP・DF編】ビルドアップの始点と、統率者


では、具体的なメンバーと序列を見ていきましょう。



【GP】田川知樹で決まりか

予想序列:田川 > 高木

高木駿には申し訳ないですが、開幕は新加入の田川が濃厚だと予想します。

理由は2つ。

「ビルドアップの参加能力」「DFライン裏のカバー範囲」です。

大分戦では、10人になった後に田川が積極的にDFラインに参加することで、実質的な数的同数を作り出していたという情報があります。

さらに、ハイラインを敷く川井サッカーにおいて、広大な裏のスペースを埋められる田川の守備範囲は、戦術成立の生命線です。

攻守共に、GPがキーを握る。これもまた、「新しいコンサ」な感じがしますね。


【右SB】高尾瑠が盤石

予想序列:高尾 > 内田

3バックへの可変、中に入る偽SB的な動き。

この複雑なタスクを涼しい顔でこなせる高尾がファーストチョイスです。

昨季見せた稼働率の高さも含め、ここの序列を覆すのは容易ではありません。


【CB】西野を軸に、相方は「守備」か「繋ぎ」か

予想序列:西野 > 家泉 = 浦上 > 中村

キャプテンマークを巻いた西野奨太は確定。問題は相方です。

大分戦では家泉が入りましたが、もし「繋ぎ」を最優先するなら、ビルドアップ能力が高い浦上仁騎とのセットが理想的です。

ただし、浦上は対人守備の強度に一抹の不安があるため、バランスを見て家泉が筆頭かもしれません。

もちろん中村も、持ち運べて、守備で体を張れるタイプですし、上背もあってロングフィードの精度もあります。

守備のディテールの部分で、2CBの一角を任せるのはまだ少し不安が残ること。

そして、西野が左CBを主戦場とするなら、中村が必然的に控えになってしまうのは、しょうがないことなのかも...


【左SB】「可変」の鍵を握る最激戦区

予想序列:堀米悠斗(可変枠) ≧ ミンギュ(守備枠) = 中村(推進力枠)

ここが一番読みづらい。

単純なSBとしての能力なら、推進力の中村か、献身性のミンギュです。

しかし、大分戦では堀米悠斗が起用されました。

昨シーズン、左SBを主戦場としていた悠斗が、単純に左SBとして評価されているという可能性は十分あります。

でも、もう一つ可能性が。

それは、左SBがボランチの位置に入ったり、ゲームメイクに参加する「可変(偽SB)」を採用しているから?という仮説です。

もしそうなら、中盤本職の悠斗が最適解なのは頷けます。

ミンギュはそういうタイプではありませんし、中村も出来なくはないですが、本職中盤の選手と比べたら足元の堅さなどが懸念点です。

さらに、このポジションには岡田大和もいます。

岡田は内外どちらも使えるので、万全なら一気にスタメンを奪うポテンシャルがあります。

うーん、どの選手も甲乙つけがたい。

実は一番層が厚いポジションなのかもしれません...


第3章:【MF編】「攻撃的すぎる」ボランチと、ベテランたちの居場所


【ボランチ】守備を捨てて、ボールを握る

予想序列:木戸×田中克幸 > 川原 > 福森・宮澤・荒野

木戸×田中克幸という並び。

ここに「潰し屋」はいません。

田中克幸の異次元のキック精度と、木戸の機動力・ポジショニング。

「守って勝つ気はない。ボールを握り倒して勝つ」という監督の強いメッセージを感じます。

では、注目の福森晃斗やバンディエラ宮澤裕樹はどうなるか?

現状は「ベンチスタート」と予想します。

彼らの展開力は魅力ですが、今のボランチに求められる「連続した強度」や「トランジションの速さ」を考えると、スタメンで90分というのは厳しい。

むしろ、ゲームを落ち着かせるクローザーや、一点を取りに行く時の「切り札」として控えていてくれる方が、チームとしては脅威です。

ここに、新加入の川原がどう食い込んでくるか。

本人はボランチを主に考えているらしいのですが、練習試合ではCBでの出場、一方でトップ下も出来るとの噂。

中央ならどこでもできるらしいので、意外と台頭してくるかもしれません。


第4章:【2列目・FW編】大渋滞のトップ下と、誰が点を取るのか



【右SH】走れる男・白井の一択

予想序列:白井 > 原 > 田中宏武

「常に動き続ける」ことができる白井がファーストチョイス。

今のところ、白井を脅かす選手が見当たりません。

は一皮むければ面白いですが、まだ白井の牙城は崩せない印象です。

田中宏武も、ムラが激しい、守備が緩いなど、まだまだな印象。

一応、キングロード・サフォもいますが、現状では何もわからないというのが正直なところ。

自身のプレー集をYouTubeチャンネルにアップしていたので見てみましたが、スピードや1対1、スペースがある中でのプレーは流石。

でも、ボールを握って、スペースが少ない中でコンビネーション出来るかは未知数。

厳しいことを言うようですが、今のところ、白井以外はパッとしないんですよね、右サイド...


【左SH】「安定感」の青木か、「刺す」スパチョークか

予想序列:青木 ≧ スパチョーク

どちらの選手も、スタメンでもおかしくないクオリティ。

ですが、守備ブロック形成時にも計算できる青木に軍配が上がります。

「4-2-3-1」で守備をする時の一般的な形は「4-4-2」。

トップ下の選手が前に出て、サイドの選手は少し下がり目で守備をします。

この場合、SHの選手は、撤退守備時に「SBをフォローする守備」の頻度が高いと予想します。

そこで、守備能力が頭一つ抜けている青木がファーストチョイスになるのかなと。

スパチョークはジョーカーとしても強力なので、まずは青木スタートが堅いでしょう。


【トップ下】一番の謎にして、最大の激戦区

予想序列:堀米勇輝 ≧ 荒野 ≧ 長谷川

候補が多すぎます。

大分戦では監督の教え子である堀米勇輝が入りました。

戦術理解度の高さゆえでしょう。

ただ、ボランチの強度不足を補うために、あえて荒野拓馬をトップ下に入れて、前線からのプレス強度を高めるプランも十分にあり得ます。

攻撃時にも、荒野は昨シーズンにゼロトップをこなした点から、より前の方に配置した方が良さが出るということも分かっています。

同様の理由で、長谷川竜也をトップ下起用することも十分考えられます。

長谷川の場合、強度の担保だけでなく、セカンドボールへの反応や、ワントップが空けたスペースへのランニングという面でもチームを助けてくれます。

さらに、青木を左SHのファーストチョイスとするなら、長谷川をトップ下に置くことで、青木と長谷川の流動的なポジションチェンジも望めます。

そして、予想する上で最も難しいのが、今まで挙げた中盤の選手たちのほとんどが、このポジションを遜色なくこなすことが出来る点です。

ボランチ筆頭の田中克幸と木戸、右の白井も左の青木・スパチョークも。

みーんな、このポジションをやろうと思えばやれるはず。

誰が出てもおかしくない、まさに「正解のないパズル」です。


【FW】消去法ではなく、総合力で

予想序列:バカヨコ > 大森 > マリオ

以前の記事で「落としの質」に懸念を示しましたが、それでも総合力ではバカヨコが一番手です。

マリオは試合から消える時間が長く、ビルドアップへの貢献度が低い。

(試合に出たら出たで、ゴラッソ決めたりするんですけどね...)

復帰した大森は未知数ですが、以前の印象ではまだスタメン奪取には至らなそう。

FWは「点を取ったもん勝ち」の世界。

バカヨコがその理不尽な個の力を発揮できるかどうかにかかっています。


おわりに:日曜日が待ちきれない


これが、文字情報と戦術的根拠から導き出した、僕なりの「開幕スタメン予想」です。



4-2-3-1というシステム。

田川という新しい守護神。

攻撃に全振りしたボランチ。


昨季とは全く違う景色が、そこには広がっているはずです。

この予想が当たるか外れるか。

その答え合わせも含めて、日曜日の開幕戦を全力で楽しみましょう!


【おまけ:論理を超えた「ロマン」枠。僕が密かに期待する、あの男の帰還】

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