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まだ始まっていないのに、もう疲れている

明後日の早朝からキャンプに行くので、今日はその準備と車への積載をした。
前日は体調を整える必要があるし、雨予報だしね。
日曜日にやっておけばよかったけど、当日の天気が怪しくて様子を見ていた。


キャンプには、なにかと事前の段取りが大切。
 
押し入れやベランダにあるキャンプ用品を出してきて整える。
テント、タープ、ポール。
寝具、テーブル、椅子。
ストーブに焚き火台。
食器や食料品などの細かいものは、明日ひとりで準備しよう。


重いものや大きなものは、帰宅した夫と一緒に車に積み込んだ。
夜のマンションのエレベーターで大荷物を運ぶ。
「誰にも会いませんように」──と思ったら、
1階でお隣のご主人に会っちゃった。
 
「えっと……夜逃げではありません!」
そう言うと笑ってくれた。よかった。
 
今日の積み込みが終わり、夫とふたりでぐったり。
もう疲れてる。


準備して積み込んで移動して設営して、やっとキャンプ。
終わったら撤収して積み込んで、また移動して帰宅後は片付け。
遠足は「家に帰るまでが遠足」なら、
キャンプは、「行く前から帰ったあとまで“ずっとキャンプ”」だ。

いったい、なんでこんな思いをしてまで行くのだろう。
ときどき、わからなくなる。
 

ただ行ってしまえば、もうすぐに次のキャンプに行きたくなる。
下手をすると、設営する前から次を考える。

温泉旅館なら、上げ膳据え膳で、寒くも暑くもない。
トイレだって困らないし、お布団もふかふか。
それでも、なぜかキャンプに行きたくなる。


それだけ強烈な非日常を、どこかで求めているのかもしれない。

 
安全に楽しんでこようと思う。
しんどい思いをした分、外ごはんはおいしいし、
夜空はきっときれいで、焚き火に癒されて、
夜はテントで犬と一緒に眠る。
 
もうキャンプは始まっているのかもしれないけど、
最高のご褒美が、きっと待っている。

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