『私の伯母は102歳。その生き方と強さ』
伯母と言っても遠縁、父の従姉さんです。
亡き親に代わって数年前に伯母に電話することがあり、
なぜかとても気が合っちゃったのです。
伯母が100歳になったとき、東京まで初めて会いに行きました。
凛としてて、80歳代にしか見えなくて驚いた。
例えるなら、亡き三笠宮百合子さま。上品で美しい。
東京の高齢者専用マンションで一人暮らし、
食事は夜だけマンション内のレストラン、朝と昼は自炊。
足は悪いけど、ぼちぼちと、入浴も掃除も洗濯も、
電話注文で買い物も、ぜーーんぶ自分でやっちゃう。
日経新聞で株価も毎日確認って……
完全に私、負けてる。
「自分のことは自分でしなさいって、母から言われて育ったのよ」
「この年になってもね、時間かけたら、なんでもできるのよ?」と。
その意気込み、ほんと怠慢な私に分けて欲しい。
五親等だから、何%同じ血が流れてるのか…って、計算めんどいわっ
そんな伯母から、近々、会いに来れない?と電話がありました。
ん? 行きますよ。伯母さんは私の憧れですから。
でも体調、悪いのかな。
なにか買っていくものありますか。
いいえ、あなたとおしゃべりしたいだけなの。
私は伯母の憧れだった叔父(私の祖父)に、
とてもよく似ているらしく、お話してると
「ほんと、あなたのその目が叔父様そっくりよ、ふふふ」
と突然笑い出す。
憧れは、どこかで繋がるのかな。
東京行き、そろそろ決めなきゃ。
おじいちゃんにそっくりらしい、この顔で会いに行こう。
