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大切にしたいもの

たくさんの記事の中からご覧いただきありがとうございます🍀

最近、母からつげ櫛をもらいました。

数年前から自分で欲しいな、と考えていましたが
サラリと会話の中でそう言ったことを親が覚えていて、かなり早めの誕生日プレゼントとしてくれました。

もうアラサーだし、ここ10年は親から誕生日プレゼントをもらうことも無くなっていたのですが、親からプレゼントをもらうってめちゃくちゃ嬉しいですね。

閑話休題。

自分は幼少期からそこそこの太さとコシがあるすごくストレートな髪質で、それはいまも変わりません。
でも何百回のカラーやブリーチやパーマで髪自体はかなり傷んでしまっています。
髪をひとつまみすると、枝毛、毛先が光っている髪の毛、切れ毛と目が合う。

そうやって自分の髪傷んでるなぁと髪を見ていると、思い出すことがあります。

私の祖母は美容師でした。
自分のお店を持っていて、その時代には珍しいバリバリ働くキャリアウーマンだったそうです。

私が生まれた頃には一線を退いていたけど、
祖母の手が動かなくなるまで、祖母に髪を切ってもらっていました。

髪を切るときに私の髪を触りながらいつも祖母は同じ言葉を言ってました。
「綺麗な髪だね。」

その時の祖母の声はいつも優しくて、私の髪を大切なもののように優しく触って撫でてくれました。

残念ながら祖母に会うことはもう今世では叶いませんが、20年前の祖母の声をいつまでも覚えています。

そして祖母だけではなく、母にとっても私の髪はお気に入りで。
髪を梳かしてくれるときにいつも、
「理想の髪の毛だね。」
と言って笑って頭を撫でてくれていました。
母は癖毛なので、昔からしっかりしたストレートに憧れていたようです。
自分の子供が自分の理想としている髪の毛で嬉しい、ともよく言ってくれていました。

今の荒れた髪を見るたび、祖母の言葉と母の言葉を思い出して、髪を遊びまくって大切にできなかったことに心が痛みます。

祖母と母が綺麗と言ってくれた髪が完璧に戻ってくるとは思いませんが、もらったつげ櫛で大切に大切に梳かして、母の手も借りながら、少しでもあの時の髪に近づけるようにいま頑張っています。

つげ櫛で梳かすこと約2ヶ月、手触りはだいぶ良くなったし、天使の輪はできるようになってきました。

明日、祖母の家に久しぶりに行きます。
仏壇の前に座った時、祖母が頭を撫でて「髪綺麗になってきたじゃない」と言って喜んでくれることを願います。

最後までお読みいただきありがとうございます✨

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