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私の京都移住体験【1】京都に通い始めたきっかけ


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ライターのまる きょうこです。

現在、執筆案件を受注するほか、自身でも京都の地域メディア「京まちあるき」と京都の歴史スポットをめぐる「京都歴史人物探訪」を運営しています。

とにかく京都が好きで、20代の頃から京都へ通い続け、2016年に移住。それから10年近く、京都に住み続けています。

今回から何回かに分けて、私の京都移住体験について書きたいと思います。

京都に通い始めたきっかけ

南禅寺三門

私が京都へ足繫く通うことになったきっかけは、20代後半、友人と二人での京都旅行でした。

その前に高校の修学旅行で京都に訪れているのですが、10代の私にはまだ京都の良さはわからなかったようです。

「和」「日本の伝統文化」「老舗」といった京都のイメージからは、憧れはあるけど自分からは遠いような、年上で堅苦しいような、近寄りがたい雰囲気がありました。

京都のイメージを変えた甲斐みのりさんの著書

作家活動20周年記念『甲斐みのりの仕事』フェアにて購入した本

20代後半になり、友人から突然の誘いで、ふたたび京都旅行へ行くことになりました。

このとき旅行計画の参考にしたのが、友人が持っていた甲斐みのりさんの著書「京都おでかけ帖」

そこで紹介されていた京都は、それまでイメージしていた「和の伝統」の京都とはまったく異なっていました。

もっと身近でノスタルジックで、「懐かしい」「帰りたい」という気持ちにさせられる京都。人間的で、情緒たっぷりで、文学的・アーティスティックでもある京都。

まるで玉手箱みたいに、バラエティ豊かな美しさが詰まった京都に、甲斐みのりさんの著書を通して魅了されていきました。

「京都おでかけ帖」を片手に京都旅

南禅寺水路閣

一泊二日の二人旅で訪れた場所をすべては覚えていませんが、とくに印象的だったのは「蹴上インクライン」と「南禅寺水路閣」です。

寺院の境内を貫くアーチ形の橋脚の、不思議な調和。インクラインの坂からまっすぐ見下ろす町の、初めてなのに懐かしい景色。

喫茶ソワレ」「イノダコーヒ」「六曜社喫茶店」といった老舗喫茶店もめぐりました。

イノダコーヒ本店

私が生まれ育った地域には、昔からの喫茶文化というものがありませんでした。いわゆるチェーン店だとか、最近できたおしゃれなカフェならありましたが、京都とは何かが違います。

京都で昔からあるカフェや喫茶店は、文化として、暮らす人の生活や心に寄り添うものとして、そこに存在している気がしました。

この旅行以来、友人とだけでなく、一人でも京都に通うようになりました。

次回は移住に至るまで、一人で通った京都について書きたいと思います。

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