AIにKindleの目次を考えさせてみたら、一晩で構成が8割できた話
こんにちは、まるなげ社長です。
前回は「本業にAIを使って1ヶ月」の話だったんですけど、今日は副業側の話に戻ります。
最近ずっと温めてたアイデアがあって、「AI関連のノウハウをまとめてKindleで出してみよう」ってやつなんですよ。
ただ本を書くのって想像の10倍くらい重い作業じゃないですか。目次を考える段階で1週間くらい固まってたんですけど、思い切ってAIに構成を相談してみたら、一晩で8割くらい埋まったんですよね。
今日はその記録です。
目次づくりで止まる理由
Kindle本って、本文を書くより目次を決める方が難しいんですよ。なぜかというと、目次が決まれば各章は「あとは書くだけ」なんですけど、目次が甘いと途中で章構成が破綻するんですよね。
私も最初はエディタを開いて「うーん」って30分固まって、結局Twitterを開いて終わる、を繰り返してました(笑)
で、ふと「これもAIに壁打ちしてもらえばいいんじゃないか」と思ったわけです。本業で壁打ちが効いた話を前回書いたばっかりだったのに、副業の方で使ってなかったんですよね。
AIに目次を考えさせた3段階のフロー
やってみたフローは、ざっくり3段階でした。

①テーマとターゲット読者を言語化してAIに投げる
②叩き台の目次を3パターン出させる
③一番刺さる構成を選んで、章ごとに中身を膨らませる
この3ステップを一晩やったら、8割の目次が埋まりました。
①ターゲット読者の解像度を上げる
最初にやったのは、本のテーマと想定読者をAIに詳しく伝えることです。
「AI副業の入門書」じゃザックリしすぎなんですよ。こういう雑な投げ方をすると、AIも「誰にでも当てはまる当たり障りのない目次」しか返してくれません。
私が投げた情報はこんな感じでした。
・想定読者: 30代後半〜50代の会社員で、AIに触ったことはあるが副業に活かしきれていない層
・読者の悩み: 何から始めればいいか分からない、時間がない、失敗が怖い
・本のゴール: 最初の1ヶ月で小さな成果(数千円でも)を出せる状態にする
・読者が読み終わった後にやってほしい行動: まず無料のツールで小さく試してみる
ここまで言語化して初めて、AIも具体的な目次案を返してくれるようになりました。
ここをサボると、どの目次案も「ありがち」なものになります。逆にここを丁寧にやると、後の工程が一気に加速するんですよね。ターゲット言語化に30分かけた分、目次作成で3時間以上浮いた感覚です。
②叩き台を3パターン出させる
ターゲットを固めてから、「この読者向けに、全7章の目次案を3パターン作って」と投げました。
3パターン出させる理由は、1パターンだと採用か却下しかないけど、3つあると「この章と、あの章の並び方が良い」みたいな組み合わせ選択ができるからです。
返ってきたのは、大まかにこんな3つでした。
・パターンA: 時系列型(1日目→1週間後→1ヶ月後でできることを積み上げる)
・パターンB: 悩み別(時間がない系→お金がない系→自信がない系で章分け)
・パターンC: ツール別(ChatGPT→Claude→Gemini で章分け)
私はAとBを混ぜた構成を採用しました。時系列で骨を作りつつ、各章の中に悩みベースの小見出しを挟む、という形です。この「混ぜる」判断は自分でやる部分ですね。
③章ごとに中身を膨らませる
目次の大枠が決まったら、各章の見出しをさらに細かく聞いていきます。
「第2章『1週間目にやること』に入れるべき見出しを5つ出して、それぞれの狙いも書いて」みたいな投げ方です。
狙いも書かせる理由は、後から自分で読み返したときに「なぜこの見出しを入れたか」が分かるようにするためです。見出しだけだと、書き始めてから「あれ、ここ何を書くつもりだったっけ」になるんですよ。
ここでもAIは2〜3の案を出してくれるので、その中から選んでいく形になります。

自分だけで考えていたら、1章あたり1時間はかかっていたと思うんですよ。それが15分くらいで埋まるようになりました。7章×45分短縮で、単純計算5時間分くらい浮いた計算です。
AIに頼んで良かった点と、気をつけた点
良かったのは、「思考の渋滞」がなくなったことですね。
1人で考えていると、どうしても自分の引き出しの中だけで回してしまうんですけど、AIが別の切り口を出してくれることで、自分の発想の偏りに気づけます。
気をつけたのは、AIの目次をそのまま使わないことです。
AIが出してくる目次は「平均的に正しい」んですけど「私らしさ」はないんですよね。最終的な章立てと語り口は、自分の判断で決めないと、どこかで見たことがあるような薄い本になります。
あと、固有のエピソードや自分の失敗談はAIには出せません。例えば「最初に書いた記事が3日間誰にも読まれなかった話」みたいな体験は、AIが勝手に作ったらただの捏造になっちゃいます。ここは自分の引き出しから持ってきて、各章に混ぜ込む作業が必要です。
前回の本業記事でも書いたとおり、「一般化できる部分」はAIに任せて、「自分にしか書けない部分」は自分でやる、という切り分けですね。本の構成でも同じ話でした。
一晩でどこまで進んだか
結果、3時間くらいで、
・全7章の構成(確定)
・各章の見出し5〜7個(8割確定、2割は要調整)
・冒頭「はじめに」の骨子
まで進みました。
本当はここまで1週間くらいかかる想定だったので、これはかなり効きましたね。体感としては、「自分1人では絶対にこの速度で組めなかった」という確信があります。
逆に言うと、AIがなかったら目次段階で数週間溶かして、結局本を書かずに終わる未来があったかもしれません(笑)この止まりやすい工程こそ、AIに任せる価値が一番大きい気がします。
まとめ
・Kindle本の目次は「叩き台をAIに3パターン出させる」と一気に進む
・ターゲット読者を具体的に言語化してから投げるのがコツ
・3パターン出させて組み合わせると、平凡さを避けられる
・最終判断と個性付けは自分でやる
次回は「AIに書かせた目次で、実際に本文を書き始めたら詰まったポイント」の話をしようと思います。目次は一晩でいけたけど、本文はそう簡単にはいかなかったんですよ(笑)
それでは、また明日。
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