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人間学辞典 #002問い

定義

問いとは、自分の思考と人生の方向を決める出発点である。

人は問いを持った瞬間から考え始める。

答えは問いのあとに生まれるが、問いそのものが人生を変えることもある。

だから問いとは、単なる質問ではない。

未来を創る力である。


人間学の視点

人生を変えるのは、良い答えではない。

良い問いである。

「なぜ自分だけが苦しまなければならないのか。」

そう問い続ければ、苦しみは深くなる。

しかし、

「この出来事は、私に何を教えようとしているのだろう。」

と問い直した瞬間、同じ出来事が学びへと変わる。

現実が変わる前に、問いが変わる。

問いが変われば、見える世界が変わる。

そして、行動が変わり、人生が変わる。


なぜ重要なのか

私たちは、一日に何万回もの思考をしていると言われる。

その思考の多くは、自分自身が無意識に立てている問いへの答えである。

どんな問いを持つかによって、人生の質は大きく変わる。

責任を外へ向ける問いは、他人を変えようとする。

責任を自分へ向ける問いは、自分を成長させる。

問いとは、思考の入り口であり、人生の入り口でもある。


実践

今日一日、自分がどんな問いを心の中で繰り返しているかに気づいてみよう。

そして、その問いを一つだけ書き換えてみる。

例えば、

「どうしてうまくいかないのだろう。」

ではなく、

「うまくいくために、今できることは何だろう。」

と問い直してみる。

小さな問いの変化が、人生の大きな変化につながっていく。


問い

あなたは今日、自分にどんな問いを投げかけていますか。

その問いは、あなたを苦しめていますか。

それとも、あなたを成長へ導いていますか。

人間学とは、答えを集める学問ではない。問いを育てる学問である

人間学探求家 仁科雅朋


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