『嫌な仕事が、あなたを輝かせる ―京セラ創業者・稲盛和夫が説く「成功への近道」―』
「どんな仕事でも喜んで引き受けてください。やりたくない仕事も、意に沿わない仕事も、あなたを磨き強くする力を秘めているからです」 稲盛和夫 氏
稲盛和夫氏の「どんな仕事でも喜んで引き受けてください」という言葉が、深く心に響きます。
意に沿わない仕事とはどう言う仕事のことでしょうか?考えてみます。
色々な立場や瞬間から考えることができると思います。
1️⃣自分の希望や考えと異なる仕事
①本来やりたかった仕事と違う内容
②自分の専門や得意分野ではない業務
③期待していた役割と違う仕事
2️⃣気が進まない・やりたくない仕事
①単調で退屈な作業
②面倒な事務作業
③地味で目立たない仕事
④苦手な分野の仕事
3️⃣困難や負担を感じる仕事
①経験が少なく不安を感じる業務
②複雑で難しい課題
③ストレスの多い人間関係の調整
④責任が重い仕事
4️⃣タイミングが悪い仕事
①急な依頼や突発的な業務
②忙しい時期の追加の仕事
③予定と重なる仕事
稲盛和夫さんは、このような「意に沿わない仕事」こそ、人を成長させる機会になると説いているのかもしれません。なぜなら、そうした仕事に向き合い、乗り越えていく過程で、新しいスキルや経験、心の強さが育まれるからです。
時に私たちは、意に沿わない仕事や困難な課題に直面することがあります。
でも、そんな一つひとつの経験が、実は私たちを育ててくれる大切な糧なのかもしれません。
意に沿わない仕事は、まるで磨きをかける砥石のよう。最初は重荷に感じることでも、その困難に向き合い乗り越えていく過程で、私たちの内側に新たな力が宿っていくのですね。その一つひとつの経験が、かけがえのない成長の機会を与えてくれるのだと思います。
日々の営みの中で、ふと避けたくなる仕事に出会うことはないでしょうか。でも、そんな時こそ立ち止まって、その中に隠れた学びの機会を見出すチャンス。どんな仕事にも、私たちを磨き、強くする贈り物が潜んでいると考えます。
人としての成長は、心地よい経験だけでは得られないもの。時には荊の道を歩むことで、より逞しく、より深い人間性が育まれていく。そう考えると、おのずと感謝の気持ちが湧いてきます。日々の仕事を通じて、自分を磨いていきたいものです。
現代では苦手分野を外部に委託したり、その分野を得意とする人材に任せたりすることも、効率的な選択肢の一つとなっています。それは経営やマネジメントの観点からは有効な方法と言えると思います。
しかし、特にリーダーとして成長していく過程において、かつて自分が意に沿わない仕事に向き合い、それを乗り越えてきた経験は大きな価値を持つと思います。
(Talking to myself)
今日、この言葉と出会い、改めて気づかされます。私たちの道のりには、様々な試練が散りばめられている。その一つひとつが、かけがえのない成長の機会を与えてくれるのですね。
このように、どんな仕事も、実は私たちを育てる大切な師。今この瞬間も、感謝の気持ちを胸に、目の前のことを精いっぱい真摯に向き合っていきたいと思います。
