「とりあえず、たたき台を作って」と言われても、よくわからないんだよな、と思っている人のための本ができました。
若手Aくん:「とりあえず、たたき台を作って」と言われても、よくわからないんだよな......
上司Bさん:とりあえず、たたき台を作ってくれればいいのに、なんでそんなに難しいんだろう......
うんうん。どちらの声も、よくわかります。
若手Aくん:「とりあえず」と言われたから作ったのに、「考えが浅い」と言われるのは納得いかない!
上司Bさん:とりあえずと言っても、さすがに、もうちょっと考えられるでしょ。なんでこんなに噛み合わないんだろう。
はいはい、わかります。しかも、そのすれ違い、ずっと続いてますよね?
若い頃の私は、まさに若手Aくんでした。
一生懸命やっても、「うーん、、、」と微妙な反応をもらったり、「こっちでやっとくよ」と巻き取られて悔しい思いをしたり。
年齢を重ねた私は、まさに上司Bさんでした。
一生懸命やってくれてるのはわかるんだけど、肝心なところが抜けちゃってるじゃん!
このレベルならこないだの時点でできてたのになんで3日経ってもこうなの?
日系大企業、コンサル、外資、スタートアップと、多様な職場で働き、自分自身の試行錯誤と、仕事ができる人たちを観察した結果、私がたどり着いた結論はこうでした。
仕事ができる人は、「仕事の構造」を押さえている
現在、経営アドバイザーとしてベンチャー・中小企業の社長をご支援していても、メンターとしてビジネスパーソンや個人事業主の方を支援していても、私の頭の中には常に「仕事の構造方程式」があります。

日々、仕事をしていると、ついつい「何をするのか」「どうやるのか」という「打ち手」の議論に集中しがちです。
ですが、そもそも「期待する成果」がズレている。実は「現状認識」がズレている。そんな場面を数多く目にします。
そんなときは、期待する成果を明確にし、現状認識をすり合わせます。すると、議論が整理され、新しいアイデアが生まれ、やるべきことが明確になっていく。
シンプルですが、とても強力な武器だと実感しています。
たたき台を作る若手の方にも、たたき台を作ってほしいリーダーの方にも
そんな私の武器を、若手Aくんが使えたら、冒頭の会話はたぶんもっとスムーズに進むだろうな。
上司Bさんもこれを使ったら、うまく伝えられるだろうな。
そう考えて、「たたき台」という切り口で、この武器の使い方を解説した本を書きました。
この本では、「仕事の構造方程式」を使って、実際にどのようにたたき台(アウトプット)を作ったり、たたき台をレビューしているかをご紹介しています。
さらに、note創作大賞入選記事の内容を大幅にアップデートして、良いたたき台をすばやく作り、フィードバックを得て仕事を進めるためのコツをふんだんに盛り込みました。

仕事のキホンを知りたいと思う、Aくんのような若手・中堅ビジネスパーソンの皆さんに向けて書きました。
と同時に、「とりあえず、たたき台を作って」と言う機会が多いBさんのようなリーダー・マネージャーの皆さんにも役立つ内容になっています。
いろいろ考えてるのになぜか『考えが浅い』と言われてしまう方にも、部下からのたたき台が「なんか違う」と思ってる方にも、ぜひ読んでいただきたい1冊です。
noteから生まれた本です
今回の出版のきっかけも、note創作大賞です。私の記事「コンサルと外資で学んだ、「アクション動詞」でタスクを書くと生産性が高まる話」が創作大賞に入選できたのは、東洋経済新報社の編集Sさんによる推薦があったからです。
そうなんです。この本のスタートは、前作の『「今日も仕事が終わらなかった」はなぜ起きるのか?仕事が3倍速くなる計画・実行・中断の技術』よりも前だったんです、実は。
本書を良いものに仕上げるべく、長きにわたり、丁寧にお付き合いいただいた編集Sさんに大感謝です。
前作『「今日も仕事が終わらなかった」はなぜ起きるのか?』が仕事の進め方の本だとすると、本作『たたき台の教科書』はアウトプットの作り方の本です。
「仕事の進め方(プロセス)」と「アウトプットの作り方」は仕事の両輪です。共通言語があれば、日々のすれ違いが減り、仕事が進めやすくなり、だれにとっても働きやすい環境が作れます。皆さんの職場の共通言語づくりの一助になれば、とてもうれしく思います。
お願いです、本屋さんで買ってください
ところで、尋常じゃないペースで日本全国から本屋さんが減っていて、若い世代が良質な知に触れる機会がどんどん減っています。
この記事を読んでいる皆さんには、Amazonではなく、ぜひお近くの本屋さんで手に取っていただけたら、とてもうれしいです。



本屋さんで見つけた方、買った方、読んだ方はぜひメンションなどで教えていただけたら、全力でスキ❤️を押しに行きます!感想など書いていただいた日には泣いて喜びます😭
そして、出版に合わせたイベントを全国で開催します。書籍をお読みいただいて、気になるところがある、質問したい、裏話が聞きたい、という方はぜひご参加ください!
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