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第七話 宇宙いや銀河の如く転生じゃなくて乗っ取られて これは二重人格かな!

第七話 こっちの成り立ち

普段は南国の小さな島のツリーハウスで
心穏やかに暮らしている。

自然の中

様々な音楽の叙景を浮かべ
想い馳せるにはうってつけだ。

幼い頃から何故かタイミングを図るのが上手く
曲を聴くとその調べから
その曲がどう言ったものなのか思い浮かべることができた。
物心がつく頃には作曲をしていた。

のだか、
あるとき、先輩から留学して指揮を学んでこいと言わた。

そのままの勢いで飛び出したが
偶然とは言え、編入した先の街に楽団があり
定期演奏が行われていた。
まだ指揮をすることなど全く経験がなく
これからと言うものなのだが
何の行き違いか言葉の聞き間違いかもしれないが
新規指揮者の募集があるそうだと。

募集があることは間違いないようで
曲目はたまたま勉強してきた曲であった。
まずはこの環境に慣れるためと思い
参加してみたら一発合格!
で、勉強しながら、そのまま演奏会をいくつかこなし
もう楽しくって、知らない間に
ヨーロッパ周辺国から楽団ごと呼ばれることが多くなっていた。

しかし、楽団ごと移動すると、いろいろと問題が出てくる。
卒業の時期を迎えたところで決断する時が来た。
ここからの楽団の成長、
それともこれまでの楽団と、自分の成長を分けるべきか。
指揮によって成し得たものではあったが、
それをこなして、人々を魅了することができる、
そうなのであれば、みんなが既に身に付いて
実感していることなのではないか。
もちろん、指揮者がそれなりである必要はあるが、
自分が卒業するまでの5年間
規律正しく演奏することを経験した楽団であれば、
次なる指揮者を導けるのではないかと。

その決断は正しかった
楽団は上手く次なる指揮者を得て
でもそれは学生で、楽団が指揮者を育てていく。
かなり人気の楽団となり各国での公演を
定期的にこなせるようになっているようで安心している。

そして自分は様々な国へ行って公演することになった。
元々は日本で生まれ育ったのだが
フランスへ留学してから
海外で過ごす時間の方が長くなってきた頃
突如
得体の知れない菌が蔓延して世の中が激変した。
そうなると、他国民と言うものは肩身が狭くなってくる。
自分がってことはなかったのだが
ニュースを見るのが痛ましくなってしまい
出国が出来るようになると聞いた瞬間に思い立った。

そのたどり着いた先がツリーハウスなのだ。

もちろん天候に左右されることは多い
だが、それ以上に居心地が良い。


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