保育士だから分かる。"実は親御さんに感謝していること"
「ありがとうって、うまく伝えられなくて…」
毎朝、バタバタとお子さんを預けて走り去る。
夕方のお迎えも、他の子が泣いていたりしてゆっくり話せない。
「もっと感謝の気持ちを伝えたいのに、なんか言い出せない」
「忙しそうな先生に話しかけるの、悪いかな」
そんな風にモヤモヤしている親御さん、実はとっても多いんです。
ある調査では、保育園・保育士を信頼していると答えた保護者は**約90%**にのぼりました。
でも、そのうち半数以上が「日々の送り迎えで感謝を十分に伝えきれていない」と感じているという結果も出ています。
保育士さんを信頼している。感謝もしている。
なのに、伝えられていない——。
この"ズレ"、実は保育士側も同じように感じています。
現役保育士として現場にいた私がお伝えするのは、
「私たち保育士が、本当に親御さんに感謝していること」
読み終わった後、きっと明日の送り迎えが少し軽くなると思います。
この記事を読むと、こんな変化が起きます
- 「先生に迷惑かけてないかな…」という不安が和らぐ
- 保育士と親御さんが"同じチーム"だと実感できる
- 難しいことをしなくても、自然に感謝が循環するコツがわかる
保育士さんにとっても、
「こんな風に思ってもらえてたんだ」と、
じんわり温かくなれる内容です。
保育士が、実は親御さんに感謝していること
① 「お互い様です」のひと言が、本当に救いになる
保育の現場で避けられないこと、
それが【子ども同士のトラブル】です。
噛みつきや引っかきが起きてしまったとき、
保育士はまず親御さんに謝罪します。
でも正直なところ、胸の中にはいつも恐怖があります。
「どんな顔で怒られるだろう」
「信頼を失ってしまったかもしれない」
そんな緊張の中、こんなことを言ってくださった親御さんがいました。
「お互い様ですから!先生、本当にありがとうございます」
責められると思っていたのに、逆に「ありがとう」と言ってもらえた。
「パートナーとして認めてもらえた」と感じた瞬間、その子への愛着がさらに深まった気がしました。
怒らないでいてくれること、寄り添ってくれること——それ自体が、保育士への大きな贈り物なんです。
② 「今日の写真、嬉しかったです!」
廊下や保育室に飾っている行事の写真
子どもたちと振り返るように飾っていたのだけど
保護者さんにも人気で、いつの日からか親子の会話のきっかけになって、掲示のコーナーが盛り上がっていた。
「先生、絶妙に販売できなさそうな面白い写真載せてくれてありがとうございます!仕事終わりの癒しになりました😊最高です!」
親御さんからの反応が、保育士の"やる気スイッチ"になっています。
「この子の笑顔、ちゃんと届いてたんだ」
「写真撮っておいてよかった」
たった一言のコメントが、翌日の保育を豊かにします。
③ 「弱音を聞いてくれること」が、信頼の証
「うちの子、最近家でも癇癪がひどくて…私の育て方が悪いのかな」
こんな本音を、打ち明けてくれる親御さんがいます。
保育士は、そのとき心の中でこう思います。
「この人は私を信頼してくれているんだ」
完璧な親御さんでいようとしなくていい。
悩みを話してくれることで、保育士はより深くその子を理解できるようになります。
強がらないでいてくれることが、実は一番の協力なんです。
「迷惑をかけていないか不安」な親御さんへ
よくある心配事に、正直にお答えします。
Q. お迎えが毎日ギリギリで、申し訳なくて…
A. 時間内であれば、まったく気にしないでください。
むしろ、「遅くなってごめんね」と子どもに声をかけながら迎えに来てくれる姿を見ると、「この子はちゃんと愛されているんだな」と安心します。
保育士も人間なのでたまに疲れた顔をしていることがあっても、人間味があってえぇやん!と思ってたら助かります(予想外の六連勤最終日遅番勤務で疲弊した顔で仕事をしていた事がありました。ごめんなさい。)
Q. 朝、泣いてしまって…先生に申し訳ない
A. 泣くのは、家が大好きな証拠です。
保育士はプロです。泣いている子を受け取ることは仕事のうち、そして腕の見せどころ。
罪悪感を感じすぎず、笑顔で「お願いします」と言ってもらえると、親子ともに安心できます。
Q. 感謝を伝えたいけど、なんて言えばいいか分からない
A. 「いつもありがとうございます」だけで十分です。
難しいことを言う必要はゼロ。
その一言を、目を見て伝えてくれるだけで、その日一日頑張れます。
あとは行事後のお疲れ様ですも染みます😭
「お客様と業者」じゃなくて、
「チーム」として育てる時代へ
少し前まで、保護者と保育園の関係は
「サービスを受ける側と提供する側」
という空気が漂いがちでした。
でも今、その意識が少しずつ変わってきています。
「一緒にこの子を育てるチーム」
という感覚。
お互いの弱音を話せて、感謝を伝え合える。
そんなフラットな関係を築けた親子ほど、
子どもがのびのびと育っていく——
現場にいた私は、そう確信しています。
非認知能力(やり抜く力・協調性・自己肯定感)が
育まれる環境は、
家庭と保育園が「同じ方向を向いているとき」に、
自然とできあがるんです。
まとめ:明日の送り迎えで、一つだけやってみてほしいこと
今日お伝えしたことを、ひとことで言うと——
感謝は、完璧に伝えなくていい。
あなたの"存在"が、
すでに保育士の支えになっています
明日の朝、先生と目が合ったら、
ただ「いつもありがとうございます」と
言ってみてください。
それだけで、十分です。
保育士も親御さんも、同じ「この子のためにできることをしたい」という思いを持っています。
その気持ちが重なる場所に、子どもの笑顔が生まれます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
「こんな風に思ってくれてたんだ」と感じた方は、ぜひスキやコメントで教えてください。あなたの感想が、次の記事を書く力になります🌱
