PCケース内の空気の流れが見える!正圧・負圧やファンの向きを検証できる無料シミュレーター【自作PC】
自作PCを組むとき、「エアフロー(空気の流れ)」について悩んだことはありませんか?「吸気ファンと排気ファン、どっちを多くすればいい?」 「何個つけるのが正解?」 「正圧・負圧、結局どっちが冷えるの?」
見えない空気を想像で補うのは難しいものです。そこで、ブラウザ上で手軽にPCケース内のエアフローと熱移動をシミュレーションできるWebアプリを開発しました。
インストール不要、スマホ・PCですぐに動かせますが、操作性の面からPC推奨。まずは実際に触ってみてください。
🔗 アプリはこちら(ブラウザで動作)
🌡️ 自作PCの「熱対策」を可視化する
このアプリは、流体力学に基づいた物理演算を行い、「風の流れ」と「熱の広がり」をリアルタイムで見える化します。
一般的な図解ではわからない、パーツ同士の干渉や、熱が溜まりやすい「ホットスポット」を直感的に確認することができます。

✨ 主な機能とできること
ただ風が吹くだけでなく、自作PCユーザーが検証したい細かいパラメータを反映できるようにしました。
1. ファンとパーツの自由配置
グリッド状の画面に、以下のパーツを配置できます。
Fan(ファン): 風を送ります。向き(回転)も変更可能。
Heat(熱源): CPUやGPUを想定。熱を発します。
Sink(ヒートシンク): 風を通しますが抵抗になります。熱を吸い上げます。
Wall(壁): ケースの壁や、風を通さないパーツです。
2. スペックの細かい調整が可能
「ファン」や「CPU」のスペックの違いを再現可能です。
風量 (CFM) / 静圧: ファンのパワーを調整。
発熱量 (W): 熱源の温度上昇スピードを調整。
3. リアルな物理挙動(流体・熱伝導)
「壁に当たった風が渦を巻いて戻ってくる様子」や、「ヒートシンクに風が当たって熱が拡散していく様子」を物理演算で再現しています。
調整によって変わっていく様子👇️
🛠️ 活用例:正圧・負圧のシミュレーション
このシミュレーターを使えば、自作PCでよく議論になる「正圧(吸気過多)」と「負圧(排気過多)」の挙動の違いも実験できます。
CASE A:吸気を強くした場合(正圧) 前面から強い風(CFM高め)を送り込み、背面ファンを弱く設定してみます。ケースの隙間から空気が押し出されるような挙動や、熱源周りの風の密度を確認できます。
CASE B:排気を強くした場合(負圧) 背面の排気ファンを最強にして、吸気を絞ってみます。ケース内のどこから空気が引っ張られてくるか、熱が特定の場所に滞留しないかをチェックできます。
🤖 技術スタック:React × AI (Gemini)
実はこのアプリ、AIである Gemini とペアプログラミングで開発しました。
「Reactで流体シミュレーションを作りたい」というアイデアからスタートし、複雑な物理方程式(Navier-Stokes方程式の簡易実装)のコーディングや、Canvasへの描画処理をAIと共に構築しました。 結果として、外部ライブラリを極力使わず、単一のHTMLファイルとしても動作するほど軽量なシミュレーターになっています。
Geminiをアプリがアプリの開発者だと思ってサンプルを作ってもらってはダメ出しを繰り返すこと10回。時間にすると、1時間弱。
たったこれだけでアプリ完成までたどり着きました。
アイデアさえあれば、スピード開発できる点がAIの強みだと思います。
また、Geminiが2.5→3.0になったことで扱える情報量が増えていることも今回スムーズに開発できた点だと思っています。
以前作成したマイクラ建築ジェネレーターでは何度もやりとりしていると、途中から部分的に抜けていくことがありましたが、今回それがなくなったのが大きいと思います。
以前作成したマイクラ建築ジェネレーター👇️
【アプリ開発者Geminiさんの紹介】
📢 さいごに
「ファンの向き、これで合ってるかな?」と不安になったときは、ぜひこの PC Airflow Simulator で実験してみてください。
自作PCの冷却構成を考える際の一助になれば幸いです。 使ってみた感想や、「こんな機能が欲しい!」という要望があれば、ぜひコメントで教えてください!
▼ アプリを試す [PC Airflow Simulator]
※尚アプリのVerは予告なく変更となりますのでご了承ください。

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