50万円の「トイレ修理」が、なぜ「国際映画祭」を目指す映画制作に化けたのか。――名山町から世界へ。国際映画祭への挑戦!
事実は小説よりも奇なり、と言いますが。 今、鹿児島の名山町で動き出そうとしているプロジェクトは、仕掛けた私自身が一番驚くような展開を見せています。
きっかけは、前回お話しした「50万円でトイレを直したい」という一件のスナックのご常連さんからの相談でした。
「修理」では、人の心は動かない
当初、私はこの相談に少し「引き気味」でした。 リサーチをすると、別の地域でスナックのドア改修のために40万円を募ったクラウドファンディングが、わずか4万円しか集まっていないという現実を目の当たりにしたからです。
「単なる設備の修理に、50万円分の共感は集まらない」
それが、25年経営の現場を見てきた私の直感でした。しかし、オーナーである「県内名門校の相撲部元顧問」の生き様、そして名山町の路地裏に漂うノスタルジーに触れるうち、私の中の「軍師スイッチ」が入ってしまったのです。

「名山から世界へ」映画制作プロジェクト始動
「どうせやるなら、この街の記憶を後世に残す、圧倒的な物語にしよう」
そう決めた瞬間から、セレンディピティが加速しました。 福岡のプロデューサー仲間、そして国際映画祭で受賞歴のある監督がこの指に止まり、プロジェクトは一気に「名山町を舞台にした映画制作」へと昇華しました。
主演俳優への出演交渉が進行中
6月末の撮影開始に向けて、現在急ピッチで準備中
撮影後、映画をフックにした大規模なクラウドファンディングをスタート
50万円の修理相談が、国際映画祭を視野に入れた「街の資産作り」へとアップデートされたのです。
50代半ば、一生に一度の「無謀」を楽しむ
「映画なんて作ったことがない」 「50代半ばで、何をそんな大掛かりなことを」
そんな声も聞こえてきそうですが、だからこそ面白い。 人生の後半戦で、企画の段階から映画作りに参画できる機会なんて、そうそうあるものではありません。
今回の映画では、夢破れた40代の男性が名山町を訪れ、街の温かさに救われていく物語を描く予定です。これは単なるフィクションではなく、「昭和の誠実さを、令和の価値として再実装する」という、私のコンサルタントとしての挑戦でもあります。
宴(UTAGE)は、ここから始まる
この2ヶ月、私はゴールデンウィーク返上でこのプロジェクトに邁進します。 移動しながら戦略を練り、現場で熱量をパッキングし、世界へと放流する。
25年の重みを背負った「旅する軍師」の新しい生き様を、ぜひ一緒に目撃してください。
名山町から、世界へ。 私たちの「うたげ(宴)」は、まだ始まったばかりです。
プロフィール / 関連リンク
中村 雅史(お節介な軍師) 25年にわたり「社長付軍師」として中小企業の伴走支援に従事。 現在は「旅するコンサルタント」として、地域再生プロジェクトの社会実装と映画制作を並行して進めている。
▼ 今回の「大化け」の舞台裏を語った音声版(Stand.fm)
▼ 中村雅史の新しい挑戦「UTAGE」 https://utage-project.biz-launcher.com/
