防寒について5
防寒について4の続きを述べていきます。
今回はフリースにします。
フリースの主な用途は、保温と蓄熱です。
ゆえに、普段使いにはあまり向かないです。
というのは、暖房が強すぎるんですよね。
今日のような平年よりもかなり高い気温の場合は、屋外でも出番が無いです。(平年+6℃)
※今日は最高気温19℃、最低気温13℃でした。
明日から冷え込む予報が出ていますが、屋内外の寒暖差は辛いので、多分着ないと思います。
暖房で痒くなるのが嫌だからです。
前回の裏アルミは、上下ともにとても高性能で、ゆえに痒くなったことはありません。
(高性能ゆえに厳冬期しか着ないのもあります。)
しかしながら、フリースの場合は、ポリエステルなので、痒さとの戦いを避けられません。
これぐらいの時期(11月下旬前後)、フリースを単体で着ているオシャレ女子をたまに見かけることがあります。私はそういう姿を見かけるたび、暑くないのかな、と思うと同時に、寒くないのかな、と思っています。
フリースは透湿性も防風性も無いからです。
フリースの良さはあくまで保温性と蓄熱性です。
屋内の暖房は暑すぎます。
屋外の北風は寒すぎます。
フリースは、元々ミドルレイヤーです。
吸湿性のあるインナー(ベースレイヤー)から上に、防風性のあるアウター(アウターレイヤー)よりも下に、着るものです。
野外活動における体温調整のためのものなので、フリース単体の機能は低いのです。
けれども、屋外で適切に組み合わせた場合には、ちゃんと高い性能を発揮します。防風アウターの下に着れば良いのです。
選ぶコツをいくつか挙げます。
(1)ジャストサイズを選ぶ。
これは絶対です。
体から熱が逃げていかないように、隙間をつくらないことが大事です。
フリースは、流行のサイズに合わせて、ダボっと着るタイプの衣料ではありません。
アウターの下でダブつかないのが大事です。
けれども、タイトに着るものでもありません。
タイトに着るのはベースレイヤーで、その上から着るのがミドルレイヤーです。
動きやすい普通のサイズが一番だと思います。
自分のサイズを把握しておくこと、自分の手持ちの服を把握しておくことで、高性能になります。
(2)襟元が高いものを選ぶ。
首まわりから熱が逃げると体幹が冷えます。
襟元が高く、最後までジッパーがあるものが良いでしょう。大抵最後まであると思います。
金具の冷たさが気になりそうならガードの有無も気にしながら選びましょう。
※フリースカーディガンの意味がわかりません。
(3)腰回りにドローコードがあるかどうか。
腰回りのドローコードは、地味ながらその効果は絶大です。隙間から熱が逃げていかないように、体に合わせることができるからです。
暑い時にドローコードを緩めるよりは、ジッパーを開けるか脱ぐかするほうが良いので、一度体に合わせたら、後はだいたい同じ位置です。
(4)色はどうでもいい。
色はどうでもいいです。
地味にして手持ちアウターのどれとでも合うように、着回しを重視するのもアリだと思います。
一方、派手でも構いません。アクセントカラーにして、地味アウターで調整すればいいのです。
登山に行く時は、遭難時に目立つ派手が良い、と思います。私はフリースを単体ではまず着ませんので、気にしていません。
私は地味なのも派手なのも持っています。
(1)地味なチャコールのベスト(ジッパーは派手)、
(2)地味なグレーのフリース(襟裏が黒のボア)、
(3)派手な厚手フリース(襟裏も同生地)、
この3つです。
