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スズキ 尾頭付きで280円、味噌汁にする

スズキという魚は乱暴そうで、手に負えない感じがする(笑)。刺し身にするとさっぱりしているので高級魚であろう。

地元資本のスーパーで、地場で取られたスズキが安く売られている。こういうスーパーが近くにあるというのは楽しい。

明治期の食事哲学者の石塚左玄先生は「一物全食(身体の全ての部分を食べなさい)」と言った。生命は食物連鎖の内に同じ様な機能を持った臓器・器官を持つ。代謝系は当然似ているので使われている「生化学物質」も似ている。体内に迎え入れられた「食べ物さん(マイクロバイオーム)」は身体の隅々に拡散して、必要としている細胞が取り込んで自分自身の内側に「食べ物さん」うを生かす。

酒と味醂を煮きって少しの醤油で照りを入れて、水を入れてネギと味噌を加える。そのままクツクツと煮ると美味しくなる。

魚を頭から内蔵まで多めの汁で煮てネギをどっさり入れると美味い。「鯉こく」などと同じ手順である。身の感じも鯉に似ている、苦玉(肝臓)を首の上部から抜いているのも同じようなことなのだろうか。多分、甘露煮も美味しいだろう。そう言えば、鯉のアライ(刺し身)は絶品である。地元の鯉やさんが消えてから食べることはない。

目玉も頭も皆食べることが出来る。頭も軟骨なので美味しく食べることが出来る。鯉も同じである。鮭も同じ様な「律」がある。淡水で生きることの出来る、大きくなる魚である。

Sさんにお裾分けした。スズキという魚は新発田に来てから初めて食べたという。鍋の残りは、家族が皆食べておった。

280円で、これだけ楽しめるとは嬉しいものである。


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幸運な病のレシピ 厨房研究に使います。世界の人々の食事の価値を変えたいのです。