2021年の干し柿、「枝完熟柿」の味
2021年10月15日である。晴れていたので柿を取ることになった。取って剥いて干すと一日仕事である。今年は不作である。
屋根に登り干し柿を取る
年取ったものだ。屋根に上るのが怖い。薄いゴム底の靴を買ってきた。

昨年より少ない。

取り始めたら妻が上がっってきた。二人の共同作業である。

高枝鋏で挟んで屋根に持ってきて落ちないように放す。

これはよくできたものである。枝を切って柿を落とさないのだ。

手前のプレートが実の方を挟んで落とさないのである。

さわし柿はどの個でもそんなに味は変わらないが、干し柿はうちのものが、一番美味しいと妻は言う。少し驚いた。

45個くらいあった。下から取るのが辛いので今回は屋根から取ったがこれも辛い。肩が痛いとか足がよろけるのである。

ハクビシンがここにもうんこしておった。

熟しすぎると渋みが消えるのでこのままスプーンで食えるのだ。父が大好きだった。枝での「枝完熟柿」はあまり売っていない。

御飯のあとで食べた。
![]()
皮を剥いて干す
取り終わったら洗ってから皮を向いて紐をかけて干すのである。今年は去年(230個)の1/5(45個)である。とは言っても一昨年は何も取れなかった。

紙ひもを使う。食べ終わった紙ひもは取っておく。

吊るすのは僕の役である。向いた皮は干しておいてタクワンに使う。今年はタクワンを作るかわからないが。


毎年一つずつ年をとっていくのだ。もうすっかり秋である。
妻と話していたが、晩年、母は柿を殆ど食べなくなっていた。テレビで医者が便秘の原因だと言っていたという。便秘というのはそんなに簡単な因果関係が成り立つようなものではない。そういう人もいるのかもしれないが、少なくとも僕は便秘にならない。
酒を飲んだときに、つまみにサワシ柿をかじると翌朝スッキリする。昨晩も2個ツマミにした。ウイスキーに合うのである。

父が地面に落ちた柿を持ってきて、ガレージの座る場所で食べているのを思い出すと泣きそうになる。そして僕も「枝完熟柿」の美味しさがわかる歳になった。
![]()
いいなと思ったら応援しよう!
厨房研究に使います。世界の人々の食事の価値を変えたいのです。