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2025年7月11日(金)「漁師料理・わっぱ煮」

今日の東京は終日ほぼ曇り。
昨晩降った雨の影響もあり、朝方の最低気温は21.5℃、日中の最高気温は27℃迄しか(?)上がらず。夏日の定義は25℃以上なワケですが、夏日なのに涼しく感じてしまうってのは、もう感覚がズレ始めているってコトなんでしょうねぇ(笑)。さて、

昨日は「開業準備・法人銀行口座開設」についてお届けしましたが、今日は「漁師料理・わっぱ煮」についてお伝えして行きたいと思います(冒頭画像はコチラから拝借しました)。

昨日は「開業準備・法人銀行口座開設」についてお届けしましたが、今日は「漁師料理・わっぱ煮」についてお伝えして行きたいと思います(冒頭画像はコチラから拝借しました)。

わっぱ煮。
コレは新潟県の離島である粟島の漁師料理であり郷土料理です。その名前からも想像が付く通り、杉等で作られた「わっぱ」に具材を入れて煮た漁師の豪快系の料理ですね。
以前ご紹介した「漁師料理・石焼鍋」は秋田の男鹿半島のモノでありましたが、コチラはその新潟版とも言えるモノと言っても良いでしょう。

わっぱ煮は漁師さん達が獲って来たサカナ(主としてメバルクロソイカワハギ等の白身魚)を一旦浜辺で焼き、ソレにネギや味噌、水を「わっぱ」(=杉で作った木桶)に入れ、食べる直前に熱した玄武岩を放り込み、その熱で具材を煮るコトで作る豪快系の漁師料理。
作り方としては男鹿半島の「石焼鍋」と殆ど同じなのだけれど(そりゃあ、多少場所が離れていても取り揃えられる調理器具も限られてるし、漁師さん達が考えるコトは似たり拠ったりしてるワケなので、必然的に(?)出来上がる料理も似たモノになる、っちゅうモンなのでしょう)、少々違う点もあります。

1つ目はサカナの加熱方法。わっぱ煮はサカナを一旦焼いた上でわっぱに入れた後に石を入れて煮て作るのだけれど、石焼鍋の方が焼かずに石をブチ込んで煮込むだけ。
2つ目は使用する石の種類。わっぱ煮は玄武岩であるのに対し、石焼鍋は「金石」と呼ばれる溶結凝灰岩であること。因みに、玄武岩の加熱温度は約800~1,000℃、金石は約600~800℃。
3つ目は器の素材。わっぱ煮は杉製の曲げわっぱ(小型)であるのに対し、石焼鍋は秋田杉で作られた木桶(大型)であること。
4つ目は調理時間。わっぱ煮は瞬間沸騰で短時間なのに対し、石焼鍋は複数の石を入れて長時間で加熱すること。尚、曲げわっぱは長時間の煮込みには不向きなんですよ。
5つ目は味の設計。わっぱ煮が焼魚の香ばしさ+味噌であるのに対し、石焼鍋は魚介の出汁+濃厚味噌味であること。焼くコトにより魚の表面が香ばしくなり、脂も旨味も凝縮される効果あり。

とまぁ、色んな違いがある模様ではありますが、料理としての考え方の観点から纏めてしまうと、わっぱ煮は「焼魚の味噌汁化」(=焼魚を主役に据えた汁料理)であるのに対し、石焼鍋は「魚介の鍋料理化」(=魚介の旨味を抽出する鍋料理であると言えましょう。

オモシロいですね。粟島に行けば、わっぱ煮体験みたいなモノもやってくれるみたいなので、一度現地を訪れてホンモノのわっぱ煮も食べてみたいと思います。
作り方としてはカンタンなので、玄武岩が手に入れば、コレもやってみたいですね。

と言うコトで、今週はコレにて。
週末のお天気もこの状態が続くようで、あまり芳しくはないようですね。そりゃ、まだ梅雨が明けてませんから(笑)。
週明けには「未利用魚・シリヤケイカ」についてお届けしたいと思います。
それでは、良い週末をお過ごし下さりませ~!

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