2025年4月16日(水)「醗酵飲料(日本酒)・上川大雪」
今日の東京も快晴。
朝方の最低気温は少々下がって6℃、日中の最高気温は22℃。今日は昨日吹き荒んだ春の嵐は止み、スッキリとした爽やかな一日でありましたね。さて、
昨日は熊野灘沿岸の「漁師料理・じふ」についてお届けしましたが、本日は「醗酵飲料(日本酒)・上川大雪」についてお伝えしたいと思います(冒頭画像はコチラから拝借しました)。
上川大雪。
北海道で2017年に醸造開始した新進気鋭の日本酒蔵です。
以前にもお話ししたコトがありますが、自分は現状では一日約25,000歩平均で歩いてまして、その歩いている間中はaudibleでの読書(聴くだけですが)とニュースなんかを主に聴いてて、偶にサブスクのamazon musicなんかでヘビメタの新譜やら懐メロやらを聴いてます。
約25,000歩を歩くのに要する時間は大体3時間前後。その間のべつ幕なしに(?)ソレらを聴いており、しかも読書の方は2倍速で聴いているモンだから、その読書量たるや自分で言うのもナンですが、ハンパない(笑)。
また、最近は老眼も進んでいるコトもあって、本を読むのは少々ツラいので、聴いてるだけで色んな本を読んだのと同じ効果を得られるってのは大変に有り難い(但し、他のコトを考え乍ら聴いてると、ハナシが飛んでしまうと言う難点はありますが(笑))。
従い、audibleのページを見て気になった本は片っ端から読んで(聴いて)いる、と言う始末。
そんな中で、最近読んで(聴いて)感心したのが、垂水和磨さん著「北の酒蔵よ よみがえれ - 国を動かした地方再生蔵 上川大雪 -」と言う本。
上川大雪と言う北海道の蔵があって、そのお酒も飲んだコトはあったのですが、この蔵がこんなに新しい蔵で、波乱万丈幾多の困難を乗り越えて出来てた、とっても挑戦的で且つinnovative(革新的)な蔵であったと言うコトを知りました。
何が幾多の困難であったかと言うと、ネタバレではありますが、以下の通り。
・ 日本酒業界はとっても保守的であり、新規参入するのはほぼ難しい。ソレを休眠中の三重県四日市の「ナカムラ」を買収するコトで業界に新規参入。
・ 通常は、都道府県(即ち、国税庁の管轄区域)を跨いでの移転をするのは前例が無く困難と思われていたにも拘らず、色々なコネを伝って北海道は過疎の町とも言える人口3,000人の上川町への移転を実現。
・ 上川町に移転した蔵は、近くの大雪山の名も取り入れて「上川大雪酒造」と改名し、地元産の原料(北海道産酒造好適米「彗星」・「吟風」・「きたしずく」と大雪山水系の湧水を源流とした天然水)を使い、「緑丘蔵」で伝統的な手法による小仕込み・高品質の全量純米酒造りを展開。
・ 杜氏には同じ北海道の金滴酒造から川端杜氏を招聘、伝統的手法での酒造りを統率、指導。
・ 社長の塚原敏夫氏は小樽商科大学卒で、野村證券出身であるコトもあり、そのコネをフル活用して出資金集めもやったし、クラウドファンディング等の活用も。
・ フレンチの巨匠「オテル・ドゥ・ミクニ」(既に閉店)オーナーシェフの三國清三氏とのコラボも。
・ 帯広畜産大の学内に「碧雲蔵」を作り、醸造研究と酒造りを実施(勿論、商業生産も)。
・ 函館に「五稜乃蔵」を作り、新たな酒造りに着手。
・ 2024年には酒蔵から始まる地方創生に取り組んだ功績により、北海道新聞文化功労賞を受賞。
そんな上川酒造の3つの蔵から醸し出された日本酒は、北海道では初となる全量純米酒を造っているのですが、その商品ラインナップも多種多様(そりゃ、3つの蔵があって原料米も3つあるし、夫々が色んな試みやってますからね。勿論、季節モノもあるし)。
夫々のお酒には夫々の特徴があるワケですが、全般的な評価としてはフルーティな香りや爽やかな酸味が特徴的であると言われてます。
勿論、この蔵がテーマとしている「飲まさる酒」(北海道弁でついつい飲んでしまう酒)を標榜しているだけあって、酸味と甘みのバランスが良くてついつい飲んでしまう飲み易いお酒になってます。
こう言うストーリー性のあるお酒、良いですよね。
そんなストーリーに思いを馳せながら飲む(飲まされてしまう?)のも悪くないです。
明日は「食うコト全般・改めて食品添加物について」をお届けする予定です。
