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2025年12月1日(月)「内臓料理(肉)・アンドゥイエット」

今日の東京もほぼ快晴。
朝方の最低気温は4℃、日中の最高気温は20℃超。流石に20℃超えると、暖かいカンジがしましたね。
時が経つのは誠に速いモノでありまして、今日からは12月。師匠も走る時期になっちまいました。さて、

先週末には「醗酵飲料(日本酒)・真澄(宮坂醸造)」についてお伝えしましたが、今日は「内臓料理(肉)・アンドゥイエット」について書いて行きたいと思います(冒頭画像はコチラから拝借しました)。

アンドゥイエット(Andouillette)。
フレンチ好きの方以外では、知ってるヒトはあまり多く無いのでは無いかと思います。
斯く言うモツ好きの自分でさえも、世界の内臓料理を色々と調べてて初めて知った料理なのです。
まぁ一言で言ってしまえば、豚の胃や腸等の所謂「白い内臓」で作ったソーセージです。
所謂シャルキュトリー(Charcuterie…Char(肉)+cuite(火を入れる)=食肉加工品全般)の一つで、フランス料理の中でも比較的強烈な個性を放つ料理の一つであると言えるのだとか(実は自分はまだ食べたコトが無いので(恥)、ナンとも言えませんが、モツを主な食材として使っているので、ある程度の想像は付きますね)。

このお料理はフランス各地で作られているモノのようですが、パリから南東に約150㎞にあるトロワ(Troyes)地方が有名のようで、ココはアンドゥイエットの本場だと言われているようです(行ってみたい!)。
リヨン(Lyon)の「ブション」(Bouchon)と呼ばれる大衆食堂でもコレは定番料理の一つになっているらしく、言うなればフランスの内臓料理文化の象徴とも言える料理の一つであると言えるのだとか(そ、そんな大袈裟な…(笑))。

作り方は比較的カンタンで、一般的なソーセージがミンチ肉を詰めるのに対し、アンドゥイエットは上述の通り下処理した豚の胃や腸等の「白い内臓」を直腸に(!)詰め、茹でて冷やした後に焼き色を付けて食べるのが基本。シンプルにグリルしてフランス産のディジョンマスタードを添えるのが王道なのだとか。
アンドゥイエットは白い内臓そのものを刻んで詰める為、その強烈な香り(ニオイ?)とモツが持つ独特の食感と旨味がダイレクトに伝わるのが良いのですが、ヒトによっては臭かったり、ぶにぶに食感がイヤだったりする方もおられるかも知れません(クサもの好きにはソレが堪らんのですが(笑)…フランスでも好き嫌いが分かれる料理ではあるようです)。
勿論、作る過程に於いてはモツだけでなく、タマネギやハーブ類、塩胡椒等も混ぜるし、食べる時にはディジョンマスタード等も添えるワケなので、ある程度の臭みは緩和するコトは出来るのだろうと思われます。
が、そんなアンドゥイエットもフランスの食文化を象徴する内臓料理の一つであり、臭いも味のうちと考えるその哲学は、食材を余すことなく楽しむ知恵の結晶でもあると言えましょう。
折角のモツの持つ香りや旨味を存分に味わいたいモノです。

ココで思い出したのが、以前「内臓料理(動物)・モンゴルの内臓料理」でご紹介したコトのある「ヒャラムツァグ」。
コレは屠った羊から取り出した内臓のウチの「グゼー」(第一胃)に肝臓や脾臓等を切り刻んだモノやタマネギなんかを入れて煮込んだ料理。
コレがまぁメチャ美味で、モンゴルで食べた内臓料理では自分史上一番のご馳走でありましたね。
まぁ、フランスのアンドゥイエットがチンギスハーンやフビライ等のヨーロッパ遠征時に伝えられたモノでは無いとは思うものの(羊や豚等を家畜として飼っているトコロであれば、内臓を無駄なく食す方法は、別にモンゴル人に教えられずとも誰でもヤルでしょうからねぇ)、そんな話を想像してみるのも、中々楽しいモンであります。

とまぁ、詳細の作り方は然程難しいモノでも無さそうだけれど、問題が一つ。
通常のソーセージは羊や豚の小腸を使うのだけれども、このアンドゥイエットの場合、本チャンのモノを作ろうとすると、使うのは直腸。確かに、直腸は肉厚で食べ応えもあるし、香り(ニオイ?)も強烈だし、食感も良い。
でも、日本では生の切っていない直腸を売っているトコロはあんまり無いので、入手が難しそうなんですね(もしかしたら、上野アメ横の地下のアジア食材のお店ならあるかも…)。
その点さえクリアー出来れば、もう少しレシピを確りと調べた上で、自作してみたいモノです。
一度に大量に作り置き、-60℃冷凍庫で冷凍しておけば鮮度保持の問題は無さそうだしな(笑)。

その前に、ドコかのフレンチビストロで本場モンに近いモノを食べてみなきゃ。
もう少し、掘ってみましょう(笑)。

明日は「衛生管理・食中毒の原因4[自然毒]」についてお届けする予定です。

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