なぜか、今になってふと、気づいてしまったことがある
娘が中学生の後半から不登校になった原因
ちょっとしたイジメのようなものがきっかけだった
イジメかどうかわからないくらいの、ちょっとした嫌がらせからはじまった
そのイジメのきっかけを作ってしまったのは、
もしかしてわたしの不注意?…
やっぱり、ねたみそねみはこわい
でも、当時はまったくそんなことまで気が回せなかった
こちらとしては、娘が友だちを家に呼んでくるというので、喜んで受け入れただけ
今思い返せば、子どもの友だちを気軽に家に招き入れてはダメだったのかも、と反省する
わたしは家に対して、とても強い思い入れがある
自慢の家にしたいと努力している
自慢の家
それがいけなかったかも…
家に招かず、どこか違う場所で遊ばせればよかった
その子の行動がおかしくなったのは、やはり、家に招いた直後からだ
でも、わたしは今だからその感覚がわかるのかもしれない
歳を重ねて経験値があがった
世の中にはいろんな人がいる
それぞれの家庭にはさまざまな背景がある
こちらに全くの悪気がなくても、意図せず、相手の反感やねたみそねみを買ってしまうことがある
完全に、、あれは、その子の嫉み心に火をつけてしまったのだ…
まず、その日、友だちが帰宅するため最寄り駅まで歩いて見送りに娘は出た
駅までのはずだった
が、無理やりそのまま友だちと一緒に電車に乗せられ、友達の家の近くの駅まで付き合わされてしまった
娘は国立の中学に通っていたため、通学範囲は広めだった
となりの市町村まで連行された
ちょっと肌寒かった日なのに、薄着でなんの準備もせずに出かけてしまったため、娘は風邪をひいた
そこから学校を休みがちになっていった
家に招いた友だち全員がそうだったわけではない
その子だけだ
もっと慎重になればよかった、くやしさが拭えない
その子は頭がよかった
中学受験組であとから入ってきた、いわゆるエリート
それだけに、負けず嫌いな面も強いのだろう
その子に目をつけられてしまったのが運のつき…
同じ吹奏楽部だったので、嫌がらせは続き、ひどくなっていった
県のアンサンブルコンテストの出場権をめぐっての競争でも、たまたまうちが選ばれて、結果、賞をいただいてしまった
自分のパートを手書きでつづった思い出の楽譜も、部室からなくなり、結局、見つからなかった
いろんなものがなくなった
その子は順調に、頭もいいので進学高校へ進学し、うちは不登校のまま、高校受験もできず、通信制高校へ入学した
あのとき、わたしがもっと慎重に考えを巡らせ、家庭の事情はあまり友だちには大ぴらにしない方がいいよ、と
娘に忠告していればよかったのか!
もっと秘密主義にならなければ、世の中をうまく生きていけないものなのか!
どうも、わたしは、嘘がつけないし、隠し事もできない性格のようだ
リスクヘッジも苦手かもしれない
どんな人と巡り合うかの運もあるだろう
娘もいろいろと苦労を経験して、人間に深みが出たと思う
ま、なんとか今は生き延びているので、よしとしよう
