水引の歴史(江戸~現代)
さて、昨日の続き
水引の歴史をお伝えします
江戸時代中期(1700年頃~)
豪商、豪農が金品を贈答する際に
水引を用いる習慣が
庶民にも広まってきました
飯田水引が有名に
長野県飯田市は
原料の楮(こうぞ)=くわ科
の植物が入手しやすかったため
全国50%が飯田元結として盛んになりました
(祝儀袋用水引も一緒に
持ち歩いていたそうです)
明治時代(1871年~)
M4.8.9 明治維新の断髪令と共に
元結の使用が減少しました
そこで品質の高い元結に改良を加え
光沢のある水引を作り出し製造
現在の飯田水引の基礎が築かれました
昭和20年前半
第二次世界大戦後、紅白、黒白水引生産復活し
20年後半には東京から大量発注がくるように
なりました
昭和30年後半
コンクールで入賞すると
結納品に使われるようになりました
実は…
1998年に長野で行われたオリンピック
その月桂樹冠が水引で作られたのです!!

NAOC(長野オリンピック組織委員会)が
心と心を日本の美しい国の象徴する水引
信州を代表する工芸品の1つ
であるということで
この水引が選ばれました
他にも、オリンピックに
関わったスタッフや関係者のために
水引の記念品を6種類
1万6800個作成したそうです!!!
今では全国の70%の水引を作成しています
飯田水引のほかに
四国 伊予水引=白無垢水引が有名
石川 金沢=立体的なボリュームのある細工
京都 絹を使用、種類が豊富
福岡 結納行事が盛んなことから
結納などの祝儀袋に使用するものが有名
と、それぞれ個性のある水引を
展開しています😊
現代では、お祝い事だけにとどまらず
アクセサリーやちょっとしたギフトに
水引を使ったり
宿泊するお客様をお出迎えするために
水引を飾っているホテルもあるそうです
水引が身近になってる今
水引の意味である
『人と人を結びつける』
『結んだらなかなかほどけない』
『魔よけ』
を大切にしながら
水引の魅力を伝えていきたい!
と改めて思いました☺️
