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tatidokoronooka
ラーメンを描く
私は決して文章がうまい方ではないのですが・・・
とお断りして。今朝、妻と文章談義になりました。
「私の文章どう思う」と妻。
率直に、「もっと○○さん(妻)なりの言葉と細かい描写があるといいと思うよ」と私。
言いっぱなしも無責任なので実際に言葉にしてみることにしました。
状況としては先日の日曜日、買い物のついでに訪れたラーメン屋での一杯です。
西日が差す店内で腹がぐうぐう鳴る。
食券を渡してからの時間の進みが遅く感じるのはなぜだろう。
どのくらいの時間が経ったろうか、いよいよ丼と対峙する時がきた。
ごとりと置かれた丼。お世辞にも美しいとはいえない。汁の淵にはかつお節の粉が、湖岸にたどり着いた藻のように、へばりついていた。
純白のレンゲで、一口汁をすする。口に広がったのは、カツオだろうか、昆布だろうか、潮の香りである。
そして麺を少しだけすくい上げ、静かにすする。ほのかな小麦の香りが、先ほどの汁をまとい、優雅に口の中を駆け抜けていく。
細い麺は繊細に見えたが、仲間の旨みを引き連れて、強く主張してきた。
あくまでメンマは柔らかく。ほのかな赤みをおびたチャーシューは控えめに。
丼の中で形成される協奏曲(コンチェルト)を、ただただ無言で堪能した。
最後の一滴まで。
ラーメン、食べたくなりました?
一人でも、おなかが空いてきたら、私の文章も少しは上達してきたのかもしれません。
