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【詩】ひとつの鍵

やつらが見張っているので
ここから抜け出すことが出来ない。
そう信じて生きてきたぼくは
長いこと行動を制限されていた。

ところがこの頃になってそれが
間違いだったことを知らされた。
ここを抜け出すためには
ひとつの鍵が必要だったのだ。

それを手に入れさえすれば
やすやすとここから
抜け出すことが出来るという。
見張りの問題ではなかったわけだ。

というか見張りなんて最初から
いなかったのだ。そう、つまりぼくは
行動を起こす勇気がなかったために
見張りという架空の敵に逃げていたのだ。

さあ一刻も早くこの鍵を使って
約束の地まで進んでいこう。

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