初めての妊娠で稽留流産 ⑥供養 我が子を思ってアルバムを作る
専業主婦28歳
初めての妊娠、7週6日で稽留流産
改めて子どもについて考えます
流産が分かったとき、たくさんの体験談を読みました。
他の人に起きた出来事を読んで、今自分に起きていること、これから起きることを何とか受け止めていました。
妊娠していた期間は短いけれど、私の体験もどこかに届けばいいなと思っています😌
↓前回の話はこちら
初めての、短い妊娠が終わった
手術が終わり、正直言えば私はホッとしていました。
赤ちゃんは亡くなっているのにまだ残るつわり
自然排出がいつ起こるか分からない状況
そんなのも終わったな。
私の初めての妊娠は、あっという間に終わった。
心はまだ追いつかないけど、ゆきちゃんはもう赤ちゃんの国に着いてるはず。
きっとお友達にも会えているだろうと願いました。
(↓赤ちゃんの国の話はこちらの漫画で知りました)
供養は「罪悪感が生まれない方法」で

私たち夫婦のもとに残ったのは、3枚のエコー写真だけでした。
ゆきちゃんのために何かしたい。
何ができるか、スマホで検索しました。
お寺に出向いて供養する…
お線香をあげる…
ぬいぐるみや人形を飾りスペースを作る…
調べた結果思ったのは、自分の性格的に
お線香や人形などを毎日欠かさず大切にできないと、罪悪感が生まれそうだということです。
(あくまで、私の場合!)
今はこの子のことで頭がいっぱいだけど、日が経つにつれて思い出す時間も減っていくだろう。
その時「供養のためのもの」を大切にできないと、
「あの子が悲しんでいるかも、寂しがっているかも」とプレッシャーになることが想像できました。
ゆきちゃんは赤ちゃんの国でお友達と楽しく過ごしているはず。
私たち夫婦はそう信じています。
それなら、私たちにも負担にならない形がいい。
日々何かしなくても罪悪感が生まれないものがいい。
夫と相談して、小さなアルバムを作ることにしました。

泣いて笑って、我が子を思ってアルバムを作る

11月16日
昼間、夫と100均に行きました。
写真を入れるポケットが少ないフォトアルバムと、
動物とお花のシールを買いました。
アルバムの中で寂しくないように。
かわいくかわいくなるように、時間をかけて選びました。
夜、2人でアルバム作りを始めました。
テーブルの上にペンやマスキングテープなど文房具を広げて。
エコー写真の周りにコメントを書いたりシールを貼ったり、デコレーションをしました。
「ここに何て書く?」
「じゃあ、"来てくれてありがとう"✏️…と」
「いいね〜そしたら、こっちは"楽しく遊んでね"にしようかな」
「ねぇシールどうしよう?」
「もっといっぱい貼ろう!お花のシールまだあるから」
「あ、ごめんちょっと変になっちゃった!」

余ったページには、それぞれお手紙を書いて入れました。
私は便箋を前にして涙が止まらず、なかなか書き始められませんでした。
思いが溢れて、言葉では表せない気がして。
あまりいい文章はつくれなかったけど、私の思いをそのまま文字にしました。
またいつか、ゆきちゃんにあえるのをたのしみにしてるからね。
夫はちょっと不気味な猫ちゃんの便箋を選んで、
「しんみりだけじゃなくて、笑えるところがあった方がいいでしょ😼」
と言っていました。
彼は素敵な文章を書く人です。
きみがきてくれたから、わたしたちはあかちゃんをむかえる心のじゅんびをはじめることができたよ。

区切り、そして生活の一部に
アルバムの置き場所は、本棚。
バーンと目につく場所よりも、暮らしに近いさりげないところにしました。
私のお気に入りの本が並んでいる棚です。
本を取り出す時に、アルバムの可愛い表紙が目に入ります。
たまにアルバムを開きます。
まだ見るたびに泣いちゃうけど、可愛くして良かった〜〜と癒されもします。
あの子のために、自分たちのために、夫婦2人で同じ熱量でお話ししながら作ったアルバム。
温かい気持ちでしっかりお別れができたな、と思います。
泣いたっていいのだ。

続きます!
