初めての妊娠で稽留流産 ⑧おわりに 人生は大変、だから人の痛みに共感する
専業主婦28歳
初めての妊娠、7週6日で稽留流産
改めて子どもについて考えます
流産が分かったとき、たくさんの体験談を読みました。
他の人に起きた出来事を読んで、今自分に起きていること、これから起きることを何とか受け止めていました。
妊娠していた期間は短いけれど、私の体験もどこかに届けばいいなと思っています😌
↓前回の話は
大変なのは自分だけじゃない
手術の日、メインで担当してくれた看護師さん。
「言いにくいかもしれないけど、何かあったら遠慮しないで言ってね」
「悲しいのは悲しいから、泣いていいから」
涙が出るほど優しくて、助けられました。
病室を出る直前、看護師さんは私を励まして、最後にこう言いました。
「私も経験があって。」
その言葉を聞いた時ハッとしました。
そうか、私だけじゃないんだ。悲しい思いをしているのは。
もちろん私が今しんどいのは事実。
だけど、自分自分で、他の人にも事情がある可能性を全く想像していなかったことに気付き、恥ずかしいという感情がわきました。
電車で隣に座っている人も、お店で接客してくれる人も、もしかしたら辛い出来事を抱えているかもしれないんだ。
そうか、こうやって他人の痛みを想像できるようになるのか…
大人になるってこういうことなのかもな…しんどいな…
その後、知人の出産後に不幸があったことを知りました。
比べることではないかもしれませんが、自分よりはるかに辛い思いをしている人がこの世にたくさんいることを実感しました。

生きることは大変、だから他人の痛みに共感できる
手術後、何も入っていないお腹をさすることはやめました。
ゆきちゃんは赤ちゃんの国。
私はこれからどうしよう。
妊娠出産とか流産だけじゃなくて、世の中には不安の種がいっぱいあるよ。
生きていくのは大変なんだなぁ。
誰だよ、「人生は地球旅行をしてるだけだと思え」って言ったのは。
じゃあ終わりたくなったらパッと終われるのか。
そうじゃない。
きっとこれからも、どんどん大変なこと、辛いことがたくさん起きる。
そういう経験をして、傷つきながらも生きてる人がたくさんいるんだ。
そして、痛みを知ったからこそそんな経験をした人の気持ちが分かるようになるんだろう。
その苦しさを想像できるようになっていくんだろう。
そんな成長の仕方も、あるんだろう。

赤ちゃんが教えてくれたこと
私は、自分が妊娠できる体だと知りました。
妊娠 出産、そして健康はすごく難しいことを知りました。
だから、もし私が次に妊娠したら、家族や友人に子どもができたら、
それをもっと大切で、尊いものだと思うことができるんじゃないか。
妊娠の先は私にとって未知だから、分からないけれど。
産まれてこられなかった赤ちゃんは、お父さんやお母さん、医療関係者など関わる人に、300個ものことを教えてくれると、どこかで読みました。
私の初めての赤ちゃんは、色んなことを教えに来てくれたんだな。

今はまだ、次の妊活を始める気にはなりません。
赤ちゃんをまた迎えたいのか、やっぱり怖いのか。
両方です。
今はまだ決めず、宙ぶらりんなままでいいことにしています。
決めたくなる日が来るだろ〜と思うことにしています。
「初めての妊娠で稽留流産」は、これで一旦終了です。
拙い文章を読んでくれて、スキしてくれて嬉しかったです。
ありがとうございました!
