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nanadays
断るって心苦しい、でも自己愛のかたち
教員時代にお世話になっていた先輩から、「うちの学校に来て、手伝って」と言われた。
数時間だけでも助かる、
ぼくりさんみたいな人がいま必要でさ、
当時一緒に働いていてすごく頼りになってたんだよ、
なんて、褒め上手な先輩。
現役の時の私はいろんなことがありすぎて、自信がどんどん削られていってズタボロだったのに。
そんな私を必要としてくれているなんて。
心の底から力になりたいと思った。
先輩には本当にたくさんお世話になったし、この私を必要としてくれてるなんてなかなかないから。
でも、その仕事をいまの私の生活に組み込むとするといろんな齟齬が生じてしまう。
バランスが取れていた今の生活を一から組み立て直す必要が出てくる。
うううう。
私は唸る。
タイミング一つずれるだけで決断が大変になる。
あのときにこのお話をいただけてたら前のめりで「ぜひ!」と言ったのに。
断った方がいいのは分かってるけど、断るって心苦しい。
それが嫌でなるべくフットワークが軽い存在でいたいって思ったのだ。いつでも動けるように。
でもやっぱり今回も動けない。苦しい。
無理したらできないことはない。
でも、優先すべきは自分。
断るという手段は、自己愛の形だ。
時間と手続きの煩雑さと精神面と家計の面といろいろ天秤にかける。
もっとフットワーク軽く仕事したいなあ。
