脚本20「向かいの窓」
《他所の家の窓って普通あんまり見なくない?》
●登場人物
◯黒蜜(くろみつ)
◯向志(こうじ)
◯木毛(きげ)
黒蜜と向志は黒蜜の部屋で話してる。
黒蜜「木毛遅いな」
向志「用があるから遅れるってライン来てたよ」
黒蜜「なんでお前だけに言うんだよ」
向志「そんなことよりさ、隣の家しおりちゃんちだろ? やっぱ着替えとか覗いてんの?」
黒蜜「バカなこと言うなよ! あいつの着替え見て何が嬉しいんだって」
黒蜜は言いながら窓へ寄り、向かいの家、しおりの部屋の窓を見る。
向志「言いながらむっちゃ窓見てんじゃん」
黒蜜「は? 覗きじゃなくて監視だから。怪しい奴が入ってったら助けられるようにな!」
向志「ふーん。怪しい奴ね。あれとか?」
黒蜜「そうあの怪しい奴とか」
向志「下着ドロ?」
黒蜜「……かなぁ」
向志「……だな」
黒蜜「……物色してんな」
向志「……いや行けよ! 助けるんだろ!?」
黒蜜「……う~ん。筋肉痛かな」
向志「うっわー、やっぱ覗きじゃん」
黒蜜「てかさ、あれ木毛じゃね?」
向志「あ、マスク脱いだ。……急いで被った! パンツ!」
黒蜜「……木毛だったな」
木毛はしおりの部屋でしばらく物色していた。パンツを被って。
おわり
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