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脚本53「真夜中のおやつ-アンコール!-」

《食べ続けると胃はどうなるのかな》


●登場人物
◯安藤
◯餡子売り

安藤「アンコール、アンコール」
売り「それはもう一度ということで?」
安藤「そうともそうとも」
売り「では、おひとつ百二十円でございます」
安藤「いやありがたし、ありがたし」
売り「餡子が欲しけりゃ、アンコールしてな」
安藤「アンコール、アンコール」
売り「餡子、売るかい?」
安藤「餡子、売る」
売り「それではおひとつ百三十円でございます」
安藤「あれ?」
売り「餡子売る。餡子売る」
安藤「いやありがたし、ありがたし」
売り「さてさてよろしければ、もう一度?」
安藤「アンコール、アンコール」
売り「それではおひとつ百四十円でございます」
安藤「あれ?」
売り「おっと失礼いたしやす。おひとつ百五十円でございます」
安藤「いやありがたし、ありがたし。げふぅ」
売り「ここまで来たなら、もう一度♪」
安藤「アンコール、よっ、アンコール、げふぅ」
売り「それではおひとつ百六十円でございます」
安藤「げふぅ、いやありがたし、げふぅ、ありがたし」
売り「餡子売る、餡子売る」
安藤「アンコール、アンコール、ぎぇぷ」
売り「それではおふたつ四百六十円でございます」
安藤「あれ?」
売り「おふたつですので」
安藤「うほ、ありがたし、ぎぇぷ、ありがたし」
売り「上客上客、餡子売る」
安藤「アンコーぶふっル、アンコールべふっ」
売り「それではおひとつ八百円でございます」
安藤「あれれ~?」
売り「大丈夫」
安藤「アンコー、おぶっ、ル、アン、餡子、うぇぶっ、コール……」
売り「おひとつ千百円でございます」
安藤「ア、あ、うびぇンコー、ル、アンコォッッォ……ールぅぅ」
売り「大丈夫、大丈夫。餡子売る。餡子売る」

おしまい


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