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脚本31「貧乳じゃないもんっ」

《大きさは関係ねぇ》


●登場人物
◯ちなつ
◯理一郎


 俺の彼女ちなつは可愛い。可愛い、その言葉で言い表せない程、可愛い。しかし、見逃せない事実が一つ、貧乳だ。

ちなつ「おはよぉ~ふぁあ」

 おっと、俺の貧乳彼女がお目覚めだ。

理一郎「朝ごはんできてるよ」
ちなつ「理一郎はさすがだねぇ。いただきまぁす」

 あの牛乳には、きなこを盛っている。きなこ牛乳、それはちなつ巨乳化への第一歩である。

 私の彼氏はできる人。このままじゃ私は何もできない人になってしまう。それでも彼には欠点が一つあるの。
 彼は、私にきなこを与えたがる巨乳好きなのです。
 私は、貧乳じゃないもんっ!

理一郎「朝ごはんできてるよ」
ちなつ「理一郎はさすがだねぇ。いただきまぁす」

 きなこ。今日は牛乳に溶かしているようね。でもね、私は絶対に飲まないわ。だってきなこが嫌いだから!

理一郎「ちなつちゃん、飲まないの?」
ちなつ「うん♪ きなこ入ってるやないかい♪」
理一郎「えー入ってないよー」
ちなつ「茶色いやないかい♪」
理一郎「きなこ嫌い?」
ちなつ「きなことは、おっぱいを大きくするために摂るものです」
理一郎「へ、へぇ、そーなんだぁ」
ちなつ「ちなつ貧乳じゃないもんっ!」
理一郎「あ、ちょっと暴れないで」
ちなつ「きなこ食べないよ」
理一郎「きなこ牛乳は」
ちなつ「いらないよ。貧乳じゃないもんっ」

 きなこ牛乳。ちなつがそれを飲まないだろうことは計算づくであったのさ。ブラフだよブラフ。きなこ牛乳というあからさまな誘導により、俺の作戦は成功。

ちなつ「理一郎の朝ごはんはおいしいねぇ」
理一郎「毎日作ってやるよ」
ちなつ「なにそれプロポーズー?」
理一郎「それは今度ちゃんとするよ」
ちなつ「ばか」

 その朝ごはんにはきなこがたっぷり使われている。
 ちなつは貧乳だ。

ちなつ「毎日食べてあげる」


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