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独学、地方在住、コネなしのイラストレーターが、〝絵を仕事にできる〟ようになるためにしたこと

皆さんこんにちは、イラストレーターの松峰(@matumine_mix)です。

私は、長年独学で絵を描いてきました。
何度か転職をしたのち、30代になってから本格的にイラストレーターを目指し、現在は主にSNSやネット経由でお仕事を頂いています。


「イラストレーターになりたい!」
この思いは、長年頭の片隅にはありました。

好きなことを仕事にする。それはとても楽しいことだろう。
そして、苦手なことを無理やりするより、得意なことを伸ばしたほうがきっと、「仕事」にする上で苦にならないだろう、と。

「仕事にする上で苦にならない」メリットは、自身でも実感しています。
絵を描くためなら事務処理だってできるし、正直、会社員時代よりも今は収入が多いくらいです。


同時に、長年絵を描いてはきたけれど、具体的に仕事に結びつける方法がわからない、ともずっと思っていました。けれど現在は、イラストレーターとしてお仕事をいただくことができています。


私についてあまりよく知らない…という方のために、イラストレーターとしての主な実績を紹介します。

【これまでの主な実績】(敬称略)

・WEB広告『拝啓 無限の未来をゆく 18 のキミへ』(NTTドコモ)
・『季刊エス85号(2024 4月号)』描き下ろしイラスト掲載(パイ インターナショナル)
・技法書『人気絵師に学ぶ 色とキャラクター センスを磨くためのイラストテクニック集』メイキング掲載(ホビージャパン)
・技法書『CLIP STUDIO PAINT すぐに使える神ツール&イラストテクニック集』メイキング掲載(ホビージャパン)
・謎解きイベント『日本全国タワーばらばら合流大作戦 京都タワー』キービジュアルおよびグッズイラスト(ゲーム実況グループ・ワイテルズ)
・『建築知識2024年8月号』挿絵(エクスナレッジ)
ノベルアニメ用イラスト制作(6人組歌い手グループ・クロノヴァ)
・ライブツアー『Chiaki Mayumura Tour あはは いひひ うふふ えへへ おほほ』公式グッズ(Tシャツスウェット)用イラスト制作(眉村ちあき)

ほか

ですが、最初からこれだけの実績を、一度に作れたのではありません。

きっかけを見つけ、なんとか継続し、試行錯誤の末に「絵のお仕事が入ってくる状態」まで、ようやく持っていくことができたのです。


私が書いているほかのノウハウ記事でもそうですが、「私の実体験をもとに、読んだ方が嚙み砕き、組みなおして、その人にとっての『最適・最短』を見つけてほしい」という思いで、私の経験を書き、お伝えしています。

この記事は、

・これまで描いてきたスキルを活かして、仕事としてイラストレーターをしたい
・SNSやネット経由でお仕事を取りたい、ネット営業がしたい
・これまで描いてきた絵を使って、マネタイズがしたい

という方に、ぜひ読んでみていただきたいです。


◆ぶっちゃけ、今日から「イラストレーター」と名乗れば〝イラストレーターになれる〟


私は会社勤めをしながら長年趣味で絵を描いてきましたが、2022年、それまで勤めていた会社を、体調を崩したため離職しました。

その後は心身を休めていました。
いっぽうで、ずっと憧れていたイラストレーターとしての活動を始めたいと、どこかで考えていました。

しかしそれまでは、細々と単発的なご依頼を頂くことはあったものの、とても「イラストレーター」と名乗れるような依頼量ではありませんでした。


そこで私は、ある決心をしました。
2023年4月、「開業届」を出し、イラストレーターとして届け出たのです。
さらにTwitter(現在のX)のプロフィールに「イラストレーター」と書き入れました。

〝名実ともに、イラストレーターと名乗っている状態〟をつくったのです。


今思えば、これは「背水の陣」です。

開業したからといって、確実にイラストレーターとして歩んでいける保証はない。けれど今、「名実ともにイラストレーターと名乗る」ことで、お仕事を頂ける確率が、少しでも上がるなら…と。

もちろんこれは諸刃の剣です。私自身に、「仕事にできる程度の画力はあるはず」という自負があったからこそできたことです。

ですが、その自信があるならば、名乗っておいて損はない、そう思います。

〝イラストレーター〟と名乗ることの第一のメリットは、仕事をする上での信頼性が得られることです。

ここでいう信頼性とは、「仕事としてイラストレーターをしている人だ」という印象です。

ここで、「絵描き」や「絵師」と名乗っている人と、「イラストレーター」と名乗っている人がいるとしましょう。技量がほぼ同じくらいだった場合、クライアントにとって仕事を依頼しやすい人は、後者になります。

『イラストレーター』という肩書を名乗ることは、「プロ」「職業としてしている人」「信頼できる人」という印象に繋がるからです。

ここには、「仕事を受けられる人」「仕事をする技量を満たしている人」「途中で連絡がつかなくならない人」「最後まで納品できる人」というニュアンスも含んでいます。名乗るからには、仕事として責任もってやり遂げる覚悟も必要になります。


心理学用語に、『コミットメントと一貫性の法則』というものがあります。

目標を公言することで、その態度や主張の一貫性をキープしたいという欲求が高まり、一貫した行動をとることによって精神的な満足度が高まる、というものです。

つまり、「イラストレーターと名乗る」ことによって、「名前の通りイラストレーターとして活動している状態になりたい」という心理が働き、実際に個人制作をしたり、ネット発信や営業をしたりといったという具体的な行動をとるようになる、成長効果があるということです。
実際に行動をとるかはその人次第ですが、次の行動に移すための心理的ハードルが低くなるということの効果は、案外大きいものです。

こちらは、さいとうなおき先生の技法書にも書かれていた方法です。


いっぽうで、「イラストレーターと名乗ること」は、「それを仕事として行ったときに発生するあらゆる責任を引き受ける」ことになります。
これを自覚したとき、名乗ったひとは〝自分はイラストレーターなのだ〟と、覚悟を決めることになります。

覚悟が決まれば、その次。実際に仕事を受けていくことになります。



◆「仕事をする上で自分に合った作風」に向かって個人制作をする


さて、イラストレーターと名乗って次にしたことは、「では具体的にイラストレーターになるためにどうすればいいのか?」を考えることでした。

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